家電業界のアップルから学ぶこれからの農業の形♪

こんにちは〜♪

無肥料自然栽培農園「ののの農園」の農園主”かとうまさや”です♪
(現在三芳町の明石農園にて研修中)

 

ののの農園はオシャレな農家を目指しています^^

 

バルミューダって知ってる?

バルミューダというメーカーを知っていますか?

最初はノートPCの冷却台を作るところから始めたメーカーですが、今では扇風機やトースターなどでヒット商品を出しています。

今年は炊飯器を出すようです。これもおしゃれ♪

 

ぼくは昨年に初めて知りました。

いずみさんが知っていたのと、うちの母が冷蔵庫に貼っていたトースターのチラシで。↓

ぱっと見「おしゃれ」な外見でいいなと思いました。

「人は見た目が9割」という本がありましたが、人以外にも見た目ってとっても重要だと思うんです。

大手のメーカーが出す家電ってなんかダサいんですよね。

機能を重視してだからなのか、デザインという観点が抜けているのかわかりませんが。

想像するに男が作っているのでしょう。

でも家庭で使うのは大半が女性。

その辺りも想定しているとは思えないデザインが多いこと。

 

ぼくが知る限りではバルミューダとアラジンのトースターがおしゃれかなと思っています。

 

バルミューダ スチームオーブントースター BALMUDA The Toaster K01A-WS(ホワイト)
by カエレバ

 

アラジン グリル&トースター AET-G13N(W)
by カエレバ

 

大ヒットの扇風機はこれ↓

バルミューダ DCモーター 省エネ 扇風機 GreenFan Japan(グリーンファンジャパン)ホワイト×グレー EGF-1560-WG 日本製
by カエレバ

 

 

 

バルミューダのパンが焼けるまで

バルミューダの寺尾玄さんとほぼ日の糸井重里さんの対談の内容を書いた文章があるんですが、めっちゃ面白いです。

ぜひ読んでください。

バルミューダのパンが焼けるまで

 

要約しますと、

まず寺尾さんが親から「普通のことをするな」と言って育てられたことから、面白い^^

それでロックスターを目指して活動されていたそうなんです。

面白いのが、音楽をやっている時から好きな人は、ロックスターではなくヴァージンのリチャード・ブランソン、スティーブ・ジョブズ、パタゴニアのイヴォン・シュイナードだったとか。

で、彼らは「俺たちはこうしたい」というのがあってそれを苦労して工夫して市場にはめ込んでというのがミュージシャンの仕事のはめ方と一緒らしいんです。

彼らはロックスターより希望がでかいしかっこいいかもしれないというのは音楽をやりつつ思い続けていたようです。

それでも音楽を続けていて、「もうこれ以上できないな」という納得ができるまで音楽を作り上げることができた時に、仲間から「お前にはついていけない」「やめる」と言われちゃったようで、「そうか」といってあっさり解散することになったそうです。

そこで、寺尾さんは音楽では永ちゃんのようになり上がることができなかったが、アップル、ヴァージン、パタゴニアのようにものづくりで自分のクリエイティブを社会に表現していこうと思ったそうです。

その後会社を起こしてリーマンショックまではうまくいっていたそうですが、リーマンショック後に全く注文が入らなくなってしまい、どうせ倒産するならやりたかったことをやって倒産しようと考え、扇風機の開発に取り組んだんですって。

この前係な姿勢が元ロックミュージシャンだなと思います^^

そして製品化するために6000万円必要で銀行に「6000万円貸してください」って言ったら、「バカですか」と言われてそのまま帰ってきたんですって。

その時に神田のモーターの社長が試作品を作るお金を出してくれて、中国に作りに行ってそれを持って営業して回ったそうです。

カタログ通販の会社から3000台の内示をもらい、その後そのモーターの会社の社長さんに6000万円を貸してもらい製品化ができたようです。

この神田のモーターの会社の社長さんも先見の明がある方だなと思います。すごい勇気のある行動をされていてかっこいいです。

そして残り数千台を売り切るために普通に家電量販店に売り込みに行っても取り扱ってくれないから、テレビの「アメトーーク」の家電芸人で取り上げてもらうよう考え、芸能事務所の前で張り込んで芸人さんに直接売り込んだみたいです。

この発想が普通でないなと思います^^

あとで調べたところTKOの木下さんが紹介したようです。

このテレビのおかげで放送の翌日から名だたる家電量販店各社から一斉に電話が、自分から売り込みに行く必要がなくなったそうです。

そして初年度の売り上げ目標6000台に対して1万2000台売れたそうです。

 

 

寺尾玄さん超かっこいい

この対談を読んで、寺尾玄さん好きになりました。

超かっこいいです。

ぼくはバルミューダは家電業界のアップルだと思います。

だからこのブログのタイトルにもそうつけました。

 

あと対談の中で言われていた響いたのは以下の言葉。↓

おそらくどの科学分野も一緒だと思いますが、
先端まで行くと、
まだまだわからないことだらけなんですね。

これって農薬にも当てはまると思います。

今のところ農薬は厳しい安全基準をクリアして使用されているから人体には安全だというのが一般的な常識でしょう。

でも科学って万能ではないし、完璧でもない。

わからないことだらけなんですよね。

だからわからないことはわからないとちゃんと言った方がいいと思います。

農薬は安全性は確認されているけど、本当はどうかわからないと。

まあそんなこと言っちゃうと売れなくなるから言わないでしょうが。

 

あと対談は関係ないですが、この本に書かれていたことの一言も響きました。↓

バルミューダ 奇跡のデザイン経営
守山 久子 日経BP社 2015-04-17
売り上げランキング : 205004

by ヨメレバ

 

『貧富の差を利用した人件費の削減は20世紀のやり方だ』

ドキッとしました!

今日本で生活していて安く買えているものは、全部これだと思います。

貧富の差を利用して安い人件費の国で製品を安く作り日本に持ってきて安く売る。

それに足して何も考えずにとりあえず安いからといって飛びついて買うぼくたち。

本当にそれでいいのか?

という「問い」を突きつけられましたよ。

思考停止になって安いからと言って買うのではなく、ちゃんと頭を使って考えようと思いました。

 

 

バルミューダから学ぶ農業のあり方

バルミューダのデザインは洗練されていておしゃれで好きです。

 

正直家電の業界って飽和している市場だと思います。

すでに新しいものは出尽くした感じがあります。

そこにあえて参入したのはすごいなと思います。

でもそれでも売り上げを上げることができているのは、「デザイン」が大きいなとぼくは思っています。

バルミューダの製品の機能ももちろん素晴らしいのですが、やっぱり見た目であるデザインも洗練されていてとっても素晴らしいです。

(人は見た目が9割と言われるのと同じように、製品も見た目が9割なのではと思っています。)

 

ひょっとするとこれって農業界にもあてはまるんじゃないかなと思いました。

農業って野菜を作るということに関しては昔から変わりなく続いていることで、まあ当たり前のものです。

水耕栽培とか工場栽培とか出てきていますが、それでも飽和している感じはあります。

でもデザインという観点はほぼ入ってきていないんですよね。

正直にいうと、農産物や加工品のパッケージがとにかくダサい!笑

なんでこんなのを選んだのか?と思うほどダサい

これじゃあダメだと思います。

 

なので特に有機栽培(有機JAS)、自然栽培、その他無農薬・無化学肥料栽培などの人たちにはデザインを意識してやった方がいいと思います。

我々はわずか0.5%しかいない農家として市場を広げて行く必要があります。

ロックミュージシャンのように「俺たちは無農薬の野菜を作りたい!!!」という熱い思いがあるんだから、それを苦労して工夫して市場にはめ込んでいかないといけないと思います。バルミューダのように。

新しい市場を開発するには、まずは見た目。

デザインが必要なんだと思います。

デザインと性能が良ければ高くても買う人がいるというのはバルミューダが証明しています。

このブログを見てくださっている方もほとんどアップルのiPhoneで見ているんです。

なぜiPhoneにしたのかというのを明確に説明できる人はいないと思います。

他のAndroid携帯の方が機能はいいです。

防水、テレビ、防塵、アプリの数、カメラの画素数などなど。

でもみんなiPhoneを買う。

そう!

デザインなんですよ。

 

だから農業にもデザインが必須です。

これから必須科目にしましょう。

ね!

 

 

 

まとめ

さて、ののの農園は農業界のアップルを目指しますかね^^

まあ、言うのはタダですから!笑

 

バルミューダ農機具作ってくれないかな〜^^

 

追伸

前にこのような記事を書いました。↓

http://kakinokimata.jp/design

これに対してコメントをいただきまして、紹介しますね。

初めてコメントします。
緑茶のことが書かれていたので、年明けに都内にオープンした「東京茶寮」(http://www.tokyosaryo.jp/)という日本茶専門店が面白かったので共有します!

最近のスペシャルティコーヒーを参考に緑茶のダサいイメージを変えようとする野心があって面白いお店です。

日高は実家のすぐ近くなので、すごく親近感湧きながらblogを拝読させていただいています。これからも頑張ってください!!

MaRuDoRa様より

 

「東京茶寮」行ってみたいな〜と思います^^

2 COMMENTS

MaRuDoRaRa

いつも興味深く拝読させていただいています。

野菜に「デザイン」の重要性を持ち込むアイデア、とても重要だなと思います。
それを聞いて、ここ数年で爆発的な人気になっている秋田の日本酒「新政」を思い出しました。このお酒、10年ほど前は主に地元のおじさんが飲むようなものだったのですが、代替わりしてから、味はもちろんのことデザインにも力を入れて若い人の中で人気になっています。聞くところによると、酒蔵には珍しく、専門のデザイナーを雇っているとのこと。

他には、「トラ男米」(http://www.torao.jp/)というのが面白いです。これはせっかく農家がこだわってお米を作ったのに、JAに納品後、他の農家のお米と一緒くたにされるのはもったいないとして、精米したてのシングルオリジンなお米をカッコよく直販しようという「デザイン」とともに作り手の「ストーリー」を添えた試みです。

個人的に思うのは「デザイン」というのはその分野で力を入れている商品が少ないのであれば、「一度手にとって試してみてもらえる」という効果はすごくある反面、効果があるとわかったら一気に真似されてしまうという脆さもあると思います。そこで、重要になってくるのはその一度のチャンスでユーザーに納得してリピーターになってもらえるための体験作りだと思います。(ここら辺の話は書籍の「アテンション」という本が面白いです。)
例えば、我こそはという農家さんの野菜をセットにして「食べ比べ頂上決戦セット」なんてのがあったら、その中で自分の舌にあった野菜を納得して買い続けたくなります♪

なーんて、消費者のわがままをつらつら書き殴ってしまいましたー!
引き続き、応援してます!頑張ってくださいー!!

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かとうまさや

MaRuDoRaRaさん

いつもコメントありがとうございます^^
そしていつも情報をありがとうございます!
「新政」「トラ男米」それぞれ参考になります。
「新政」はNo.6シリーズのパケージがぼく的に好みです。

そうなんです。
MaRuDoRaRaさんが言われているように「デザイン」は「一度手にとって試してみてもらえる」という効果はすごくあるとぼくも思っていて、商品購入のハードルが下がると思います。
ぼくはそれで真似されてもいいんじゃないかなと思っています。
農業界全体の底上げになれば。

書籍の「アテンション」図書館で借りようと思います。
教えていただきありがとうございます。

また「食べ比べ頂上決戦セット」っていうのも面白そうですね。
テレビとかラジオに、またはyoutubeで流しても面白そうです。

このようにコメントいただけるだけで嬉しいのですが、色々とお教えいただきとても参考になります。

MaRuDoRaRaさんいつもありがとうございます^^
今後とも引き続きよろしくお願います!!

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