シェルフや収納具作りを趣味としている、ののの農園かとうまさやです♪
今回は、無印のスタッキングシェルフをDIYしてみました。
初心者でも簡単に作れますし、30分あれば組み立てはできます。
DIY好きで、オリジナル品を作りたい人、無印の規格に無いものを作りたい人、ぜひ参考にしてみてください^^
無印のスタッキングシェルフ
まず、無印のスタッキングシェルフって知っていますか〜?
以下の写真がそうで、ボックス型の棚です↓
無印より:http://www.muji.net/store/cmdty/section/S02709?sc_cid=pc_yahoowallet-2
このスタッキングシェルフは、棚の中を自由にカスタマイズできるので、とても使いやすくて便利!
そしておしゃれなのも好きです!
買うのもいいですが、自分で作るのも楽しいですよ♪
以下に当てはまる人はぜひ、自分で作ってみましょう。
☑︎無印規格にないサイズで棚が欲しい
☑︎家のスペースに合う棚が欲しい
☑︎みんなと同じはイヤ
☑︎オリジナル家具を作りたい
☑︎物作りが好き
☑︎手を動かすのが好き
無印のスタッキングシェルフ程度の棚であれば初心者でも作れますので、道具や作り方を解説していきます。
無印のスタッキングシェルフを作るために必要な道具
まずは作り始める前に必要な道具があります。
下に表にしてありますので参考にして揃えてください。
1 | インパクトドライバー | 穴を開けるのとビスを留めるのに使います |
2 | ドリル | ビスを留める下穴を開けるのに使います |
3 | ビス | 木材を固定するために使います |
4 | 鉛筆 | 木材を固定する位置に印をつけるために使います |
5 | 差し金 | 木材に印をつけるときに使います |
6 | 水平器 | 棚の水平を測るのに使います |
7 | ボンド |
木材を固定するのに使います |
1.インパクトドライバー
DIYには必須のアイテム。
DIYをするなら一家に一台は必要です。
メーカーは色々とありますが、家でのDIY程度であればどこのを買ってもいいと思います。
ぼくはデザインのかっこよさでマキタにしました!
参考記事:インパクトドライバーは「日立」か「マキタ」どっちがいいのか?素人目線で選んでみた!
2.ドリル
インパクトドライバーでビスを打ち付けていくのですが、その前にドリルで下穴を開けています。
ドリルで下穴を開ける手間暇をかけている理由は、木材のワレを防ぐのとビスがまっすぐに入るようにするためです。
そういうことを気にしたい人であれば、なくてもいいと思います。
3.ビス
木材同士を留めるのに必要です。
今回のスタッキングシェルフのサイズですと、45cm〜50cmのものがあればいいと思います。
4.鉛筆
ビスを留める場所に印をつけるために使います。
5.差し金(定規)
鉛筆で印をつけるときに使います。
差し金は直角を測れたりするので、DIYを続けるのであれば重宝します。
30cmのがあれば十分でしょう。
6.水平器
棚の水平を測るのに使います。
ちっちゃいのも100均で売っていますが、長い方がより正確に水平をはかれるので長い方がおすすめです。
あと、底にマグネットがついていると便利です。
7.ボンド
板と板を固定するのに使います。
使わなくてもシェルフは作れますが、強度を考えると使った方がいいと思います。
スタッキングシェルフの作り方
まず、大事なのは置く場所を決めることです。
ここを無計画にやってしまうと無駄な時間になってしまうので、どこに必要なのかをしっかりと考えた上で作り始めましょう。
今回は、冷蔵庫の横に空きスペースがあったので、そこに「3段1列」の棚を作ることにしました。
寸法は以下の通り。
外寸:幅42×奥行28.5×高さ121cm
内寸:幅37.5x奥行28.5x高さ37.5cm
棚厚:2.1cm
天板厚:2.1cm
つまり必要なのは、以下の木材。
両端の板:高さ121cm×奥行28.5cm×厚み2.1cmの木材を2つ。
棚板:横37.5cm×奥行28.5cm×厚み2.1cmを4つ。(天井板×1、中板×2、床板×1)
このシェルフは、ホームセンターで売っている1×12材というのがちょうどいい大きさになります。
1×12材は、厚さ1.9cm×幅28.6cm×長さは様々
シェルフに必要なのは、厚さ2.1cm、幅28.5cm。
ほぼほぼ同じだということで、うちでは1×12材を使っています。
1.まずは、木材を調達へホームセンターへ
「1×12材」の奥行きは28.6cmで、スタッキングシェルフの28.5cmとほぼ一緒。
さらに、「1×12材」の厚みは1.9cmと無印のスタッキングシェルフの2.1cmとほぼ近しい。
これくらいの差だったら気にならないので、「1×12材」を購入しカットしてもらいました。
木材の必要量は、先ほど書いたように
高さ121cm×奥行28.5cm×厚み2.1cmの木材を2つ。
横37.5cm×奥行28.5cm×厚み2.1cmを4つ。(天井板×1、中板×2、床板×1)
合計の長さを計算すると、「121cm×2枚+37.5cm×4枚=392cm」必要です。
ここのホームセンターで売っている「1×12材」の長さは、長くて12F(フィート)365cmでしたので、今回つくるシェルフには27cm足りません。
そのため、短い3F(フィート)91cmもひとつ買いました。
木材価格は、12Fが3,880円+3Fが980円で合計4,860円。
それにカット代金50円×5カットで合計250円。
4,860円+250円=5,110円也。
木材代としては5,110円でした。
✔︎木材に大きな傷や割れがないか確認する
✔︎木材の反り具合が大きすぎないか確認する
あと購入したのは、ビス!
木材の厚さが1.9cmだったので、ビスの長さは2倍くらいでいいかなと思い、
4.1cm(113円)のを買いました。
でも実際に作ってみて感じたのがもう少し長めのビスにした方がしっかりと固定されるかなと思いましたので、4.1cmよりも長めのビスを買うのをおすすめします!
【ビスを探す】
・Amazonでビスを探す
・楽天でビスを探す
2.スタッキングシェルフの組み立て
さて、先ほどの長さでカットしてもらった木材がこちら。↓
あとは、これをインパクトドライバーを使ってビスどめしていくだけです。
【ポイント】
ビスは直接打ち込んでもいいですが、素人だと曲がってしまったり端っこの板が割れちゃう可能性もあるので、一度ドリルで下穴を開けてからビス止めすると確実で、綺麗に仕上がります。
今回、下穴を開けるためのインパクトビット(インパクトで使うドリルの太さ)は3mmのを使いました。
まず最初に底(または天井)となる板を、高さ121cmの板と止めます。
手順としては、下穴をあけてからビス止め。
今回は、一枚の面に対して4箇所止めました。
※頑丈にしたいなら多めに打ってもいいですが、多すぎず少なすぎずの塩梅が4箇所かなと思っています。
続いて、中板を2枚止めていきます。
中のサイズは、37.5cmの正方形になるので、もう一つの中板を当てて長さを示してあげると、定規を使わずに中板の場所を定めることができますのでおすすめ↓
ぼくはこのあと、目見当で下穴をあけてネジ止めしますが、不安な方は鉛筆で印をつけておけば安心です♪
片面で4枚板を繋げると以下の通り。
反対側は、121cmの板を底と天井の上下を先にビス止めします。
こうすることにより、全体が安定します。
そのあとに、真ん中の二つは鉛筆で線を引いて印をつけて、その線に沿ってインパクトで止めます。
以上で、完成となります。
簡単ですね。
完成写真がこちら↓
制作時間としては、15分くらいでできました!
冷蔵庫の横にもすっぽりとハマり冷蔵庫とも高さが一緒なので、まとまりが良くなっています^^
より強度を上げるには、ボンドで接着面を止めて上げるとしっかりとします。しかしそうしなくても十分に使えます。
無印のスタッキングシェルフをDIYした場合、材料の合計費用は5,223円でした!
無印のスタッキングシェルフをDIYした場合材料費としてかかった合計金額は、木材代の5,110円とビス代の113円で、合計5,223円でした。
同じものを無印のオリジナル品を購入すると14,900円(オーク材)です。
スタッキングシェルフをDIYすると、14,900円-5,223円=9,677円お得になります。
もちろんDIYするには手間も時間もかかります。
手作りが好き、アレンジしたい人はぜひ自分で作ってみると楽しいですよ♪
逆にDIY好きじゃないひと、時間がなくってお金があるひとは買ったほうが早くて確実だと思います^^(買って組み立てると10分かからずにできます)
今回作成したスタッキングシェルフの寸法
今回作成したスタッキングシェルフの寸法をおさらいしましょう。
外寸:幅42×奥行28.6×高さ121cm
内寸:幅37.5x奥行28.6x高さ37.5cm
棚厚:1.9cm
天板厚:1.9cm
ホームセンターで見つけた「1×12材」というのを使って作りました。
両端の板:高さ121cm×奥行28.5cm×厚み2.1cmの木材を2つ。
棚板:横37.5cm×奥行28.5cm×厚み2.1cmを4つ。(天井板×1、中板×2、床板×1)
ぜひ参考にしてください。
まとめ
自分で家具を作るのって、今まで未経験だったのですがやってみてすごく楽しい時間でした^^
お金出して買えば楽に手に入る時代ですが、自分の手と頭を使って作り出すのもいいと思いますよ。