こんばんは〜♪
自然栽培農園「ののの農園」の”かとうまさや”です♪
今日は不安定な天気で、晴れたと思ったら急に雨が降ったり、と農作業がやりにくかったです。
まあ、こんな日もあるでしょう〜。
リビングマルチという方法!
リビングマルチという方法がありますが、ご存知ですか?
ざっくりと説明すると、栽培作物とは別の作物を通路とかに蒔いて、
それらの植物によって雑草を抑えるやりかたです。
「最初は防草シートを通路に敷けばいいや!」っと思っていたのですが、
考えが変わりました。
変わった理由としては、以下のブログにも書きましたが、
「板仏の畑」(←借りている第一圃場)の土がカチカチだからです。汗
虫のいる畑、虫のいない畑
借りている2つの畑は、同じように耕運機をかけても、
そのあとの土の状態が全く違います。
土がカチカチの「板仏の畑」は支柱も深く入らないんです。
その土に防草シートを敷いて、その上から踏み固めたら一層固まってしまいまうな〜っと言う懸念がありました。
それじゃあ長い目で見ても作物の生育によくないな〜と思って、
研修先の明石農園明石さんに相談したら、
明石さんも今年は防草シートをやめてイネ科の植物、豆科の植物、キク科の植物を
野菜と野菜の間の通路に蒔くと言っていました。
それじゃあ、うちもそうしようということで、通路に植物を蒔くことに。
普通はイネ科、豆科のどちらかが土をよくするためにイイ植物だと言われてます。
大まかな理由としては、それぞれ根っこを深く張る植物だからです。
イネ科、マメ科でそれぞれどれにしようか迷いましたが、風邪対策にもなりそうで、
背があまり高くなりすぎない「エン麦」にしました。
飯能の野口種苗で1kg買ってきたのがこちら↓
(*足りなくなって2kg追加で購入)
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リビングマルチの蒔き方
まずは、里芋の通路にバラバラっとテキトーにタネを蒔きます。
そのあと、4本鍬で土を耕してタネを混ぜ込んで完了♪
結構な重労働でしたが、里芋の通路は完了。
なん本かの筋を作ってそこにエン麦を蒔いてもよかったのですが、
幅広くエン麦に生えてもらって雑草を押さえてもらいたいと思ったので、
バラバラに蒔きました。
筋蒔きにするか?バラマキにするか?は結構悩みました。
結果はどうでれるかは今後のお楽しみ!
あとは、スイカ、マクワウリ、かぼちゃの通路にもエン麦を蒔く予定です。
マクワウリは敷き藁が必要なので、エン麦を刈り取ってそのまま敷く予定。
スイカはそのままでもいいと聞いているので残すかもしれません。
かぼちゃは考え中。
さらに他の果菜類もエン麦を蒔いちゃう予定です。
なす、ピーマン、ズッキーニ、万願寺とうがらし、オクラ、とうもろこし、
いんげん、トマト、などの通路にババっとね。
エン麦を蒔くことによって雑草対策になり、かつ根っこを伸ばし土を耕してもらって
より美味しい元気な野菜が作れる環境を整えられるといいな〜って思っています^^
まとめ
野菜栽培する上で雑草対策は常に頭にありました。
防草シートをかけちゃえばそれで除草はしなくて済むのですが、
土が表に出ていない状態がどうしても違和感がありました。
さらに2つの畑で土の硬さが違うことをまざまざと見せつけられ、
雑草がボーボーだった畑とトラクターで耕すだけだった畑で
前者の方が植物の根っこが入っていることによって土がふかふか。
このふかふかの土を再現するためには植物の根っこを入れた方がいいと思ってたので、
今年はエン麦を蒔いてみました。
より美味しい元気な野菜を育てるために!