おはようございます〜。
自然栽培農園「ののの農園」の農園主”かとうまさや”です♪
根粒菌って知っていますか〜?
大豆、落花生などのマメ科の植物の根っこにコブのように付く菌のことを根粒菌って呼びます。
これは土壌微生物で空気中の窒素を固定してくれる役割があります。
この前落花生を掘ったらビッシリついていました↓
わかりますかね?
根っこの先に小さなコブのようなツブツブがたくさんあるのが!
この根粒菌が窒素を落花生に供給してくれているんです。
一方化学肥料で使われる窒素はどうのように作られるのか?
っていうと、大気中の窒素と水素を高圧力、高温で化学反応させ工業的に作るそうです。
かなり莫大なエネルギーを使いみたいです。
それに対してマメ科の窒素固定は圧力もいらず、熱もいらずで自然界の力のみで作り上げてしまうんですってね〜!
すごいですね!
他にも、窒素の元となるのが有機物です。
樹木の葉や植物の根っこ、死んだ虫や動物たちを虫が食べたりしてやがて細菌たちが分解すると硝酸が生み出されます。
この硝酸を微生物が窒素に変えていきます。
ぼくたちののの農園は肥料を畑に入れませんー。
でもその分、そのマメ科の植物の力や有機物を有効活用し、微生物たちの力を借りて美味しい野菜が作れるようにしているんですよ〜^^
あと、聞いた話だと、根粒菌の量を見てその土壌に窒素が多いのか少ないのかがわかるそうです。
根粒菌が多いと、窒素が足りていない。
根粒菌が少ないと、窒素が足りている。
そう考えるとうちの畑はまだ窒素が足りていないようです。
まとめ
うちではマメ科の野菜は積極的に栽培しています。
大豆、枝豆、インゲン豆、落花生、小豆。
今年中に種まきするものとしては、そら豆、スナップエンドウ、絹さやです^^
ののの農園のマメ科の野菜を食べる機会がありましたら、「あ〜この野菜が土をよくしながら実もつけているんだな〜」って想像しながら食べて見てください♪