おはようございます〜♪
無肥料自然栽培農園「ののの農園」の農園主”かとうまさや”です♪
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
素晴らしい麹が手に入ったので甘酒を作りましたよ!
甘酒って飲む点滴と言われるくらい栄養満点で、そこらへんに売っている栄養ドリンク飲むよりも100倍マシだと思います!
江戸時代には俳句で夏の季語になっていたらしく、夏バテ防止として飲まれていたそうです。
しかも麹から手作りの甘酒なら麹菌が生きたままなので、それを取り入れれば腸内環境が整い健康にもいいんです。
ぜひあなたも作ってみてください。
甘酒の豆知識とともに作り方を書いていきます!
甘酒の種類
甘酒の種類は2つあります。
①酒粕と砂糖で作るもの
②麹を使って発酵させたもの
甘酒というと①の酒粕と砂糖で作ったのを想像する方が結構いるみたいですが、どうですか?
この甘酒は酒粕を使っているので少しアルコールの味がします。
お酒が苦手な方はちょっときついかも。
②の方はアルコール発酵はしていないので、お酒がダメな人でも飲めます。
そしてこっちの方が栄養価は高いと思います。
麹そのものを取り入れることができるし、砂糖も使っていないので体にやさしいドリンクです。
さらに自分でも作れば生甘酒ができて、菌が生きたまま取り入れられます。
麹を使った甘酒の作り方3種
麹を使った甘酒の作り方は以下の3つに分けられます。
①かた作り
②うす作り
③はや作り
①かた作り
かた作りとは炊く前の生米と麹の量が大体同じで、ご飯を柔らかめに炊いて、麹と混ぜて水を加えずに保温する方法です。
水を加えないのでかためにできるので、甘酒を飲むときは水で薄めて飲みます。
②うす作り
一方うす作りはかた作りに総重量の半分くらいの水を加えて作るやり方です。
③はや作り
最後のはや作りは米麹と同量の水のみで作ります。炊いたお米は使わないです。
これだと麹だけで作るので甘酒にしたときのパワーが一番強いらしいです。
新鮮ないい麹が手に入ったらオススメだとか。
麹を使った甘酒作りの道具
①ヨーグルティア
②炊飯器
③魔法瓶
①ヨーグルティア
ヨーグルティアを使った甘酒作りが一番楽にできると思います。
だってヨールグティアだと温度設定と時間の設定もできるので、スイッチを押せば簡単にできます。
しかもヨーグルティアがあれば豆乳ヨーグルトとか納豆とかも作れるので、持ってて損はないです。
②炊飯器
炊飯器はどこの家庭にもあるので、ヨーグルティアを買うまでもないという人にはオススメです。
炊飯器なら保温の温度もある程度一定にできるし、時間も自分で計ればいいのでそんなに難しくはないです。
③魔法瓶
炊飯器を占領されると困るけど、ヨーグルティアを買うまでもないという人は魔法瓶がオススメです。
温度は下がっていってしまうので、途中で火入れし直した方がうまくいくようですので、少し手間はかかります。
実際に作ってみた
今回はうす作りでつくってみました。
だってはや作りがいいって言うけど、麹がもったいないじゃないですか。
かた作りやうす作りで作れば米を足すので量も増やせるし、経済的かなと思って。笑
今回は、超こだわりの味噌屋さん、マルカワ味噌さんの無肥料自然栽培米を使った白米麹を使って甘酒を作りました。
ぼくは日本一の味噌屋だと思っています。
今回はヨーグルティアで作りました。
ネットで買えるので一家に一台あると便利ですよ。
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まずはお米。
今回は炊いてある玄米があったのでそれを使いました。
同量の白米麹を入れて、水はちょっと多めに入れて60℃で8時間セットしてあとは待つだけ。
完成品がこちら。
見た目ではあまりわからないですね。
甘みはちゃんとあって美味しかったですよ。
でも玄米で作ったので少し玄米っぽい感じがしましたが、全然問題なかったです。
甘酒ドレッシング
そしてこの甘酒を使ってドレッシングをつくりました。
レシピはこちらから。↓
未来につなぐ わらごはん 岡山・自然食料理宿がおくる幸福なレシピとお話 | ||||
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【材料】
甘酒・・・大さじ2
米酢・・・大さじ2
サラダ油・・・大さじ2
梅酢・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1/2
玉ねぎ・・・1/4個
ヨーグルティアで作った甘酒をミキサーで滑らかにして、鍋に入れ加熱して発酵を止めます。
加熱しておかないと発酵が進んでしまい味が変化してしまいます。
ちなみに市販の麹を使って作られた甘酒は100%火入れしてあります。
後は玉ねぎを1/4に切ります。
そして玉ねぎ、米酢、サラダ油、梅酢、醤油をミキサーに入れてガーっと混ぜるだけ。
超簡単です。
完成品。
レシピには豆料理に合うと書いてありました。
ぜひお試しあれ!
まとめ
飲む点滴の甘酒ぜひ自分で作ってみてください。
そのまま飲んでもいいし、砂糖の代わりにもなるし、凍らせてアイスにしても美味しいし、ドレッシングにもなるし、使い方は色々とありますので作っておいて損はないですよ。
はや作りがいいかと思いますが、かた作りやうす作りのようにお米を足して作った方が量を増やせるので経済的かとは思います。
また米ではなくて、もち米とか芋とか古代米とかアレンジも効くので色々と試せて面白いと思います。
夏には夏バテ防止に、冬には温めて飲んで体をエネルギー補給に♪
追伸
うちの父が市販のカレールウを使ったカレーが食べたいということで母がカレーを作り、それを食べさせてもらったら舌にへばりつくように、ルウが残って気持ち悪かったです。
みんなよくこんなの食べて大丈夫なんですね。
使ったルウを見せてもらったらこれでした。