こんばんは〜。
自然栽培農園「ののの農園」の農園主”かとうまさや”です♪
農協の直売所で自然栽培野菜が受け入れられるのか?
結論から書くと、農協の直売所で野菜を販売しようかと思っています。
先日店長さんと面接して説明聞いて来ました!
場所は、あぐれっしゅ日高中央直売所(日高市猿田77-1)です。
この直売所はJAいるま野地域で一番の売り上げがある直売所で、日高市の農家のほとんどはここに出荷しています。
なぜ今農協の直売所に出そうと思ったのかというと、
正直に書きますよ。
焦らすなって?笑
一番の理由は余剰野菜があるからです!
今は野菜セットで直接お客さまに野菜を販売しています。
7品目から13品目の野菜を組み合わせて販売しているんです。
でもどうしてもなすだけが大量に取れたり、
万願寺とうがらしが大量に取れたり、
トマトが大量に取れたり、
っていうのがよくありました。(夏場に)
野菜セットで販売しているのでなすだけたくさん送られて来ても困りますよね!
ぼくは困ります。
そういう場合、野菜が余ってしまい結局は自家消費になり、
それでも食べきれないのは、畑の隅に積み上げておいて、
3年くらいかけて自然に分解してもらい最終的には育苗用の土になります。
地元の飲食店とかでどかっと買い取ってくれればいいのですが、
今のところそういった場所もありません。
(ゆくゆくは野菜をふんだんに使う飲食店もやりたいです!)
夏場はこの傾向が顕著でしてトマトなんかは、夜な夜なミキサーにかけて、
鍋でグツグツと数時間煮込み、半分くらいになるまで煮込んで、
そしてそれをジップロックに入れて、冷凍してあります。
まあ、今となってはこれがすごく重宝してて、トマトソースの料理を作るときに助かっています^^
でもその手間をかけるのも結構大変でしたし、一人でも多くの人に食べてもらいたいので
農協に出荷しようかなと思ったわけです。
なんか面白い実験になるんじゃないかと
これは面白い実験になるんじゃないかな〜って実はワクワクしているんです^^
農協の直売所は安くて新鮮なものを求める人が買いに来ているようで、
実際に値段を見ると確かにみな安いです。
とある農家の話によると、スーパーにはA品を出して、直売所にはB品を出している
っていう農家もいるようです。
とにかく安くっていうのがこの直売所に来るお客さんが求めているものなんでしょう。
で、ぼくたちはここに出荷する予定なのですが、値段は普段販売している値段と変わらずに販売するつもりです。
農協だけ安くしても普段野菜セットを買ってくださるお客さまにとっては不公平になりますしねー!
直売所では、値段は高いがおいしいというのをどこまでお客さまに訴えられるのか?
難しいでしょうが、これを達成できた時ってものすごい快感なんじゃないかな〜って思います^^
他の農家との差別化もしないと行けないし、いかに買ってもらえるようにするか?
そしてぼくたちのことを覚えてもらい、ののの農園の野菜なら高くても味はいいよね!
っていうところまでいければ、こっちのものです♪
さらに!ここ農協の直売所から自然栽培への理解が進むと、
お客さまの意識が変わって来るでしょうし、
同じく野菜を出している農家も変わるんじゃないかと思っています。
「あいつのところは高くても美味しいらしくしかも売れているってよ〜」、
「ちょっくら自然栽培で栽培してみるかー!」
っていう農家が増えたらめっちゃいいな〜って妄想しています^^
さらにさらに!農協も積極的に自然栽培野菜や無農薬野菜を推進するかもしれません。
ぼくたちがどこまで影響力を持てるのかわかりませんが、色々と試してみようかと思います^^
まとめ
JAいるま野農協と自然栽培野菜という今まで混じり合うことがなかったものが、
混じり合うことによってどういった化学反応が起きるのか?
この実験、とても楽しみです^^