トマト栽培を振り返ってみて!(2017年)

自然栽培で家庭菜園をしている「ののの農園」のかとうまさやです♪

 

さて、夏野菜の収穫もほぼ終わりになりましたので、それぞれの品目で栽培状況を振り返ってみます。

今回はトマト!
種まきから育苗、定植、芽かき、出荷までを振り返ります。

 

ぼくの忘備録として、そしてこれから自然栽培を始める方の参考資料になればと思います^^

 

 

 




 

【自然栽培】トマトの栽培履歴(2017年)

たねを蒔いたのは3月10日!

https://www.nononofarm.jp/seeding

 

 

たね蒔いて10日後に発芽!

初めての発芽に心が踊りましたね〜^^

https://www.nononofarm.jp/tomato

 

 

でも温床の温度管理がうまくいかず、生育スピードにばらつきが出てしまいました。

 

朝8時にはハウスに行って、ビニールを開けて、夕方はそれを閉める。

ということの繰り返し。

当時はまだ夜中までバイトをしていたので、朝起きるのが辛く、夕方は妻にお願いしてハウスを閉めてもらっていました。

 

 

育苗していて、生育スピードが早かったのが、大玉トマトのアロイトマト!

その次に中玉トマトのメニーナ!

一番ゆっくりだったのがミニトマトの「ステラミニトマト」でした。

 

そのため鉢上げもアロイトマト(大玉)から順に行なって行きました。

https://www.nononofarm.jp/tomato-2

 

 

そして、やっぱり大玉トマトのアロイトマトから定植。

アロイトマト定植♪

メニーナ(中玉トマト)の植え付け♪ 1回目!

 

5月2日に44株メニーナの定植!

苗の生育がバラバラだったので残りは5月12日に完了!(株数は忘れた)

5月日にステラミニトマト45株の定植!(プラス何株か植えました)

 

うちはひと畝25mほどにしています。

トマトは株間が60cmなのでひと畝で41株ほど植えられます。

アロイトマトは1畝のみ。

メニーナは3畝!(若干足りずでアロイの芽かきしたやつを植えたら→少しだけ収穫できた)

ステラミニトマトは3畝!(3畝目は足りずに、小島農園さんにいただいたブラックチェリートマトとサンティオを定植)

 

定植後アロイトマトはビニールトンネルをかけました。

あとは、防虫ネットにしました。
理由は、ビニールトンネルが足りなかったのと、風除け・寒さ対策のためです。

 

でも5月定植だったため寒さにやられるとかはなかったです。

4月定植だったらビニールは必須です。

 

しかし、今考えると、ビニールトンネルをしないと生育が遅かったな〜って思いますので、5月定植でも初期生育を促すために、ビニールトンネルをした方がいいでしょう。
その場合、天気がいい日の昼間は、ビニールトンネル内の温度が上がりすぎるため、ビニールの裾を上げて換気する必要があります。
この手間をかけられない場合は、裾を上げっぱなしにしておくと良いでしょう。

 

 

そして一番花をとったほうが生育がよくなるって聞いたので、やってみました。

土地の力がある場所で栽培したので、あまり違いは感じられませんでした。

来年は違う畑でまた実験してみます。

より長くトマトを楽しんでいただくための一手間を加えました^^

 

 

そしてトマトは定植後が大変で、手間がかかります。

それは、芽かき&誘引作業です。

 

トマトは成長するとどんどん脇芽を伸ばします。
これを管理して上げないと、上手に育ちません。

そのため、芽かき&誘引がすごく大事になってきて、しかも1回やれば終わりではなくって、何回も行うため時間も手間もかかります。

あと、注意したいのが、芽かきするとトマトのアクで手が汚れます。
しかも洗っても落ちにくいんで、ビニール手袋をして芽かきすることをオススメします^^

 

アロイトマト(大玉)は1本仕立てに!

メニーナは3本仕立て!

ステラミニトマトは5本仕立てにしました!

 

今回失敗だったのは、残した脇芽から出てくる「新芽」は取らずに放っておいたのですが、これが大変なくらいジャングルになってしまい、収穫が大変手間になってしまいました。

 

そのため、来年からは脇芽から出た「新芽」も取ろうと思っています。

農業初めてわかった手のかかる野菜トマト!

 

そして7月になりトマトが収穫できるようになってきました。

2017年6月の梅雨時期は全く雨が降らず、空梅雨だったのでおかげさまでトマトはとても順調でした。

 

7月下旬からは爆発的に収穫できてしまい、急遽サマーセールを開催しました。

スーパーサマーセール開催♪ 「送料無料!」&「トマト倍増!」

 

おかげさまで、このセールをきっかけに定期的に野菜を買ってくださるお客さまとも巡り会えて、やってよかったな〜って思います。

 

たくさんの方に注文いただきました^^

ありがとうございます!

 

この勢いが続けばいいのですが、8月に入ってからは

雨!

雨!

雨!

 

東京では8月に27日間も雨が降り、記録的な日照不足になりました。

ここ埼玉も同じような感じでした。

史上最短の日照時間による野菜への影響は?

 

この影響で絶好調だったトマトが、一気に割れました。

味も水っぽくなり7月の方が美味しかったです。

 

 

この雨の影響を受け、8月19日にはトマト終了のお知らせを出しています。

トマトノオワリ♪

 

しかし、9月に入って天気が回復し、少しだけトマトが取れるようになりました!

9月の端境期で野菜が少ない時期にトマトが取れてくれると本当に助かりました!

 

 

来年へ向けて

来年はもう少し早めに育苗を初めて、定植も早くして6月中に収穫できるといいな〜って思っています。

 

栽培面積は今年はお客さんの数に対して少し多かったので、来年は少し減らそうかと思います。

品種は今年と同じで、アロイトマト、ステラミニトマト、メニーナ、ブラックチェリー、サンティオを栽培予定。

たねは全て自家採種済みです^^

 

また、来年は畑を変えようと思っています。
今年栽培した「板仏の畑」は土地が肥えていたので、ぐんぐん成長してくれましたが、来年栽培予定の「寺地の畑」は痩せ地なのでどうなるか実験です。

 

あと、畝の高さですが、来年はもっと高めくして、雨が降っても排水がしっかりとできるようにしたいなと思っています。

さらに、一手間加えられればミニトマトだけでも雨よけのビニールをかけられるといいかなって思っています。

 

あとは、支柱ですね。

今年は資金不足だったので竹を切ってきたり買ったりで代用しましたが、腐ったり折れたりして、大変だったので来年は頑丈なのを買います!

 

今年実験的に行ったのは、通路にはえん麦を蒔きました。

研修先とかはそのえん麦が悪影響してしまいトマトの栽培がうまく行かなかったようですが、うちは問題なかったです。

問題なかった要員としては、種を蒔く時期が遅かったからだと思います。

しかし、来年も問題ないとは限らないため、来年は通路には何も蒔かずこまめに除草して行こうかと思っています。

以上です。

 

 




 

まとめ

無肥料・無農薬(自然栽培)でトマトの栽培はできたので、来年以降は収穫量を増やし、質を上げて行きたいと思います^^

あなたの参考になればうれしいです!

 

参考記事
【自然栽培】「初心者でも失敗しないトマト苗選びのコツ」と「トマトの定植方法」を解説。

 

 

 

 

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