おはようございます。
無肥料自然栽培農園、ののの農園の園長”かとうまさや”です!
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
ブログのテーマを変更してみました。
どうでしょうか?
まだまだカスタマイズしたいですが、よくわかりません!笑
ヘルプミー!!!
地方に根付いた在来種のナスはたくさんあるよ
さてさて、茄子って中長のナスしかないと思っているそこのあなた!
こういうの↓
ですが!実は日本にはたくさんのナス達が存在しているんですよ!
これを知らずに日本人を名乗れるのか〜!
ってことで日本の地方地方に根ざした在来種のナスをまとめてみました!
これを読めばあなたもナス通!
飲食店で出たら語れるし、家庭菜園しているならぜひとも来年に在来種を手に入れてチャレンジしてみよう!
日本に根ざした在来種ナスまとめ
さあたくさんあるからどんどん見てみましょう♪
・民田ナス
山形県鶴岡市周辺で江戸時代から栽培されている在来種。
小さいうちに使う漬物用茄子。極早生で草丈低く、低節位から成り初める。種少なく皮柔かい。この民田と窪田ナスを交配して収量性が高まるよう改良固定したのが「出羽小ナス」。
・窪田ナス
山形県米沢市の在来種。
米沢市の北東部、窪田地区に由来する窪田なす。田なすは小型で丸みを帯び、下膨れの巾着型をしており、皮は堅めでバリッと歯ざわりが良く、主に漬物に利用されていて、その種類は一夜漬けからじゃり漬け、やたら漬など様々。
・出羽小(でわこ)ナス
山形県の在来種。
民田ナスと窪田ナスを交配して固定されたナス。
・長岡巾着ナス
新潟県長岡市の在来種。
横長または扁平で、縦ジワが入る文字どおり巾着型のナス。「魚沼巾着茄子」に比べ、硬めで大きく育てるのが「長岡巾着茄子」の特徴。ソフトボール大で収穫する。
・埼玉青大丸ナス
埼玉県の在来種。
きんちゃく型の青茄子。アントシアン系色素が無いので、果実が緑色である。大正時代、埼玉園芸試験場がこの青茄子と真黒茄子とかけ合わせた「埼交茄子」が世界の交配種野菜の嚆矢。
・泉州水ナス
大阪泉州の在来種。
大阪泉州(堺市周辺)に伝わる晩生ナス。果皮果肉とも非常に柔らかく、水気が多く甘味がある。越前水ナスや新潟梨ナスの祖。水ナスは灰汁が少なく、水分を多量に含んでおり、ほのかな甘みもあって生食が可能。ナマ食のほか漬物にされる。
・越前水ナス
福井県の在来種。
新潟の十全水ナス同様、大阪の泉州水ナスが北陸に渡り、福井県に定着したものと思われる。果皮や果肉が抜群に柔らかく、漬物としての品質最高の浅漬用ナス。果実は黒紫色の電球型で水気多く、普通のナスより一割重い。早生で生育旺盛。
・梨ナス(黒十全)
新潟県長岡市大島の在来種。
新潟県下越地方では「十全茄子」と言えばこの「黒十全」のこと。長岡周辺では みずみずしくおいしいので「梨茄子」と呼ぶ。大阪府泉佐野市の「泉州水茄子」系統の丸茄子だが、現在の「泉州水茄子」より昔の原型を留めていると言う。
・えんぴつナス
新潟県白根市の笠巻地区の在来種。
昭和10年代、味の良さから全国に広まった九州宮崎の佐土原ナスが、新潟県白根市の笠巻地区に入って土着したものと考えられる。尻の先が細く尖るので「鉛筆ナス」。皮も実も柔らかく、浅漬やふかしナス、焼きナスで非常に美味しい。真夏の高温期には退色し赤紫色になる。
・へた紫ナス
石川県金沢市周辺で栽培される在来種。加賀野菜の一種。
皮が薄く、果肉は柔らかくて甘い。ヘタの下まで紫色なことから、ヘタ紫なすといわれている。小ぶりで色つやがよく、金沢では一夜漬けや粕漬けのほか、醤油と砂糖で煮たオランダ煮などにすることが多い。
来歴は分かっていないが、なすは中国あるいは朝鮮半島を経由して日本に伝えられ、現在も全国各地で栽培されている。
・山科ナス
京都の在来種。
皮が薄く、肉質軟らかで味が良い京都の伝統ナス。手のひらに納まる中型の電球形。皮が傷みやすく変色も早いので遠距離輸送に向かず、市場出荷には不向きだが、生産地でしか食べられない本物のおいしさをご賞味ください。
・真黒ナス
埼玉県草加地方で発達したやや小型の中長形茄子で、東京市場で好まれ、「千両二号」をはじめとするその後の多くの一代交配種の片親となった。交配種よりも皮が柔らかく格段においしい。
・立石中長ナス
古くから福井県大飯郡高浜町立石に伝わる在来種。
交配種のベストセラー「千両二号」に酷似している。草姿立性で、果実は中長タイプで首の太い長卵形。果実が多少彎曲するが「千両二号」より皮も肉質も柔らかくおいしい。
・白丸ナス
九州地方の在来種。
九州に伝わる淡緑色の卵形ナス。白長ナスと比較して皮はやや硬めだが、草勢強く作りやすい
・翡翠(ひすい)ナス
産地不明。
作り易い、緑色のおいしいナスビです。アクや苦味が少なく、柔らかです。漬物にするとおいしく、炒め物や煮物ににしても、料理に色移りしません。
・吉川丸ナス
福井県の在来種。
大昔中国から越前に伝わったナスが京都に渡り加茂ナスになったという。現在の吉川ナスの名は、大正時代の鯖江市内旧吉川村から。扁円からやや巾着型の丸ナス。外皮が薄くて肉質よくしまり緻密。色は黒紫色で光沢が良い。ヘタは小さめでトゲ は弱く少ない。一果重二五〇gの大果で、一株の着果数は少ない。草勢・耐病性が強く、丈夫で作りやすい。
・加茂ナス
京都の在来種。
江戸時代の文献に「風味円大なるものに及ばず」と賞賛された賀茂ナス。大型で晩生のため収量は多くないが、深みある味は最も美味しい。
・小布施丸ナス
信州長野県の在来種。
山国信州を代表する巾着型の丸ナス。果重は三〇〇~四〇〇グラム。表皮に浅い溝が入り、色は黒紫色だが艶が無い。果肉は緻密で硬くほのかに甘い特有の風味がある。本葉七、八枚で一番花が開花する中生種。草姿立性で草丈は中位。茎や葉には強いトゲがある。
・仙台長ナス
宮城県仙台の在来種。
長ナスの中では早生系。極細長く、先端が尖る。皮、肉質ともに柔らかく、噛むとプツンと音がする。九州系の晩生系長茄子に比べ、やや発芽力が弱いようだ。
・久留米大長ナス
九州地方の在来種。
果実長約三十センチ。晩生系で耐暑性に優れた九州の大長ナス。濃紫色で光沢があり、草姿立性で枝太く草丈高い。在来大長ナスのうち、最も晩生で草勢が強い。
・新長崎長ナス
長崎県の在来種。
露地栽培に適した長さ三五cm内外の夏秋穫り専用の晩生大長ナス。生育旺盛で耐暑、耐湿性があり作りやすい。光沢ある濃黒紫色で色ボケしない。種子の入りは果実先端部に集中し少ない。果皮薄く曲りは極めて少ない。
・薩摩白長ナス
鹿児島県の在来種。
鹿児島在来で果長二〇~二三センチの長型青ナス。晩生系で、果皮は硬めだが果肉柔らかく味良い。耐病性強く栽培容易。果色は淡緑色だが現地では昔から「白ナス」と言い慣らわしている。
・佐土原ナス
1200年以上の歴史を持つ宮城県の在来種。
一度は市場から姿を消したのですが、2000年に県の保管用の種から、たった4粒のみを発芽させることに成功。その後佐土原ナス研究会が発足し種をつないでいます。
まとめ
ふー。超疲れた。
ナスだけでもこんなにも品種があるんですね。
でもまだまだ地方に眠っているナスはあると思います。
さらに種苗会社が掛け合わせたものを合わせればもっともっと増えます。
さらにさらにイタリアンナスとか米ナスとか海外ものもたくさんあります。
農
家は好きな野菜を作れるのでそれが魅力です。
さて来年何を作ろうかな?
少しでもナスへの興味を持ってくれれば嬉しいです。
参考ページ:
みんなの農業広場 http://www.jeinou.com/technology/2014/05/16/092000.html
藤田種子株式会社 http://www.fujitaseed.co.jp/SHOP/K-21.html
自然人.net http://shizenjin.net/hokuriku_food/vegetables/file72.html
サカタノタネ http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code00920272.html
おきたま食の応援団 http://www.yamagata-okitama-shoku.net/shokuzai.cgi?catid=dentouyasai&shokuzai=kubotanasu
農園サユールイトシロ http://sayuritoshiro.sakura.ne.jp/data/?p=181
新潟・食品名図鑑 http://nigata.japanfoods.net/specialty/enpitsunasu/
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