おはようございます〜♪
12/5に市役所などとの面接がありその準備で忙しい、無肥料自然栽培農園「ののの農園」の園長”かとうまさや”です♪
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
年間の栽培計画を立てているんですが、いよいよだなという感じがしています^^
「たべごと屋のらぼう」の明峯牧夫さんのセミナーが感動もので涙が出ちゃいました〜^^
さて、昨日は「たべごと屋のらぼう」の店主明峯牧夫さんの出版された本『野菜のごちそう春夏秋冬』の重版記念セミナーに参加してきました!
この本の↓
西荻窪「たべごと屋 のらぼう」の絶品レシピ62 野菜のごちそう 春夏秋冬 | ||||
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このセミナーは彼女から教えて頂き知ることができました。
いい情報ありがとね〜!
結論どうだったか?
結論から先に書いてしまうととってもよかったです。
のらぼうには食べに行ったことはありますが、店主の明峯さんのお話を聞く機会ってほぼないので、とっても貴重な経験をさせていただきました。
セミナーまとめ
明峯牧夫さんとは?
まずは明峯牧夫さんのプロフィールから。
現在41歳。
一人の娘をお持ちのパパさんです。
高校卒業後八王子の遊という飲み屋さんで9年修行。
その後姉がやっていたお店のスペースを引き継ぎ2002年に「たべごと屋のらぼう」を開店して今年は15年目。
創業当時から今までお店の営業がある日は毎日、三鷹など地元の野菜を明峯さん自ら仕入れに行っています。
料理のデモンストレーション
明峯さんのご紹介があった後は、料理のデモンストレーションをしていただきました。
これは出版された本にも載っているので、詳細は省きます。
明峯さんが言っていたのは「レシピよりもおいしければいい」ということです。
そしてのらぼうとしては「口先のおいしさよりもその先のストーリー性を伝えていきたい」とも言われていました。
なんとなくですがわかりますこれ。
レシピレシピでそこのこだわっちゃう人いますけど、それよりもおいしくできるように目の前の食材に向き合うことが大事なんだと思います。
のらぼうで使っている調味料。↓
少しづつ試食させていただきとっても美味しかったです!
これはデモンストレーションで作ったもの。みんなの撮影用。↓
左上「白菜の煮浸し」
左下「ほうれん草の金柑 クリームチーズあえ」
右上「白菜と豚肉の蒸し物」
右下「ルッコラとオイルサーディンの混ぜご飯」
です。
明峯牧夫さんの話
たべごと屋のらぼうは女性の方が多く、男性はほとんどいなかったようですが、最近増えているようです。同業者も増えているとか。
明峯さんとしては自分が食べたい料理を提供しているので、男性が来てくれると嬉しいようです。
実際にサインしてくださっている時、嬉しそうでした^^
明峯さん自身子供の頃から畑がそばにある暮らしをしていたらしく、スーパーで野菜を買うことはほとんどなかったようです。
畑とともに育った記憶のある明峯さんは、必然的に野菜を仕入れるときは直接農家さんのところへ伺うようになったのでしょう。
明峯さんは「土から離れると想像力や暮らしにまつわる基本を忘れてしまう。畑には生活に活かせるヒントが見つかる」と言われていました。
また「畑に通うことによって農家さんの苦労がわかるし、生みの苦しみも共有できる」というようなことも言われていました。
のらぼうの料理はこの毎日通う畑の景色から様々なアイデアをもらっているんでしょう。
また畑などの生産現場に近づいてほしい、子どもたちの遊ぶ場所としても残すべき場所だとも言われていました。↓
「今都会に住んでいる人は畑などの景色の移り変わりを見なくてもいいようになっているけど、もっと生産現場に近づいてほしい」
「畑は災害や水の害を防ぎ、そして子供達が虫を追いかけて遊ぶ場所になるから守るべき」
「東京オリンピックで嬉しいというのもあるけどその陰で道路のために畑が失われている現状もある」
生産現場に近づいてほしいというのは、ぼくも全くの同感で「ののの農園」としてもぜひとも取り組んでいきたいと思っていることです^^
あと、話の中で野菜のタネの話もされておりF1よりも固定種の野菜を増やしていきたいとも言われていました。
これもとっても大事なことですよね!
土鍋とご飯の炊き方
セミナー後本にサインを頂いてきました!↓
このとき気になっていたことを2つほど質問。
まずはのらぼうで使っている土鍋について。
のらぼうでは三鈴陶器というメーカーの土鍋を使っていて、今回のデモンストレーションでも使われていました。
長年料理人としてやってきている明峯さんがなぜ三鈴陶器の土鍋を選んだのか気になっていました。
お話を聞いたところ、明峯さん自身作家さんが作った土鍋などいろいろな土鍋を試してみたそうです。
そして最終的にたどり着いたのが三鈴陶器の土鍋だったようです。
明峯さんが言われていたのは、まずは平たい土鍋は良くない。丸い形がいいとのことです。
そして土鍋はどうしても割れるものだからお値段もそこそこがいい。
大量生産される土鍋よりも高く、作家さんが作る土鍋よりも安いというちょうどいいバランスを取っているのが三鈴陶器だそうです。
アマゾンで調べたら、2,160円で3号炊きが売っていました!
これは今すぐ買うべき!
萬古焼 ご飯土鍋 3合炊き 伊賀風 M4806 | ||||
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もう一つの質問はレシピ本に書いてあるお米を洗った後ザルにあげて30分おくということについて。
なんでなんだろうと疑問に思っていました。
答えは、お米は洗ってから芯まで水が給水するのに15分〜30分かかるそうです。
芯にしっかりと水が入っていないと炊きムラが出たりしちゃうそうなので、最低30分はザルにあげておいておくと美味しくご飯が炊けるそうです。
あと、明峯さんに「料理やっているの?」と聞かれましたが、「これから農家になるんです!」
って話したら「いいね〜!野菜待ってるよ!」と言っていただけました^^
フェイスブック・インスタグラムに投稿した熱い気持ち
セミナーが終わって帰るの電車の中でSNSへ投稿した内容が以下の通り。
セミナーが終わったばかりで熱い状態での文章なので、感動の熱が伝わるんじゃないかと思います。
うまく言葉にできないけど、とにかく感動したので思いのままに綴る!
今日は西荻にある「たべごと屋のらぼう」の店主明峯牧夫さんのセミナーへ参加!
種市でのトークショーでお話を聞いたことがあるが、単独でのセミナーは初めてだ!
すごいのは店主の明峯さん自らが午前中を使い毎日毎日畑に行って直接農家と話して野菜を仕入れていること!
そして仕入れてきた野菜をスタッフ総出でお昼から17時のオープンまでにひたすら仕込むこと!
さらに作り置きはせずにその日に出す料理をその日にすべて作って出すという徹底さ!
だれもやらない非効率なことをやり続けている姿もだけど、それをやるのがさも当たり前のように話す姿がめっちゃかっこよかった!
明峯さんは作物の作られる現場である畑を大事にし、その現場に触れることで料理の想像力を養っているようだ!
現在、たべごと屋のらぼうは予約なしには入れないほどの人気店♪
オレも5回ほど行っているが、どの料理もハズレがなくとても優しく美味しい♪
明峯さんの空気感や生き方の理念、お店が繁盛している秘訣が少しでもつかめればと思って行ったセミナーだったが、明峯さんの料理を提供する姿勢や畑を守る使命感にとても感動してウルっときてしまった!
繁盛している理由もうなずけるし、こういうお店が繁盛しなくて日本の未来はないと強く思う!
電車の中でこれを書いているが、なぜか涙が、、、!笑
最後にサインをもらって少しお話しさせていただき、いい情報もいただきました!
このセミナーに参加して超よかったです!
オレの心を熱く熱くさせてくれた明峯さんありがとうございました!
まとめ
農家として、「たべごと屋のらぼう」の明峯牧夫さんのような料理人が日本中に増えることを願っています!
三鈴陶器の土鍋も買います〜♪