おはようございます。
かとうまさや(ましゃ)です!
先日、埼玉県富士見市で自然栽培で有名な関野農園さんへ援農へ行ってきました!
タイトルにもある通り、ひばりが安心して巣を作れるような畑で作物を栽培されていて、
もちろん野菜はとってもうまいんです。
その訳は、、、
うまい野菜の条件?
あなたはうまい野菜の条件ってなんだと思いますか?
形?
色?
臭い?
もちろん当てはまることもあるかと思いますが、ぼくが思うに以下の4つではないかと思います。
①栽培方法
②種
③旬
④鮮度
今回は①②について書いてみます。
無肥料自然栽培!?
まずは、栽培方法!
「無肥料自然栽培ってなんだ?」ってあなたは思われたかもしれませんが、
今、徐々に普及されている栽培方法で、一般的な農法とは違った考えで作物を育てる方法です。
詳しくは、こんど書きますが、
【農薬・肥料(動物性堆肥や植物性堆肥も)】を一切使わずに作物を栽培する方法です。
無農薬野菜とかは巷に出回っていますが、肥料も使わないというとかなり農家さんの数が限定され貴重な存在になってきます。
無農薬・無化学肥料でも、有機肥料を使ったり全く肥料を使わなかったりと農法が分かれます。
そして関野農園の関野さんは農薬も肥料も使わない方法で作物を栽培しています。
普通一般的な農業では肥料を使わないと作物は育たないっていうのが常識になっている様ですが、実はそんなことはなく、実際に肥料なしで育てている農家さんはたくさんいます!
関野農園の関野さんもその一人です。
そして、肥料を使わないので育てた作物は、作物自身が自分の力で栄養分を探して地下深くまで根を伸ばすので、生育はゆっくりですが、その分緻密で実がギュッと詰まった美味しい野菜になるのです。
味としては、変なえぐ味とかがなく、野菜本来の旨味が濃縮されている感じです!
個人的には小松菜や人参を食べると味の違いがわかりやすいです!
種!?
「種???」
どういうことだ?思われたかもしれませんが、今一般的に出回っている種も問題があります。
昔は代々農家さんが自分で種を取って繋いできたのですが、現代では毎年農家さんは種を買う様に変わりました。
昔ながらの種(固定種・在来種)は、その土地の気候風土にあった種になり独自性があります。
しかし、今ではほとんど見かけなくなっています。
なぜか?
今の一般的に出回っている種は、F1種としって一代限りにおいて生育がよくなりかつ流通に向いている様に作られている種だからです。
例えば、規定の箱に入るように形・大きさ・長さがそろうように品種改良されています。
まるで、野菜が工場製品のようになってしまっています。
そして、このF1種で作物を作り、その作物から種を取って翌年蒔くと、なんと同じように野菜ができないんです。
だから農家さんは毎年毎年、種苗会社から種を買っているんです。
このF1種の問題は3つほどあります。
1、雄性不稔という雄花に異常がある作物を使用している
2、品種改良にあたって味は二の次で考えている
3、F1種から種を取り続けることが、難しい
1、雄性不稔という雄花に異常がある作物を使用している
たまたま玉ねぎで見つかったそうで、雄花に異常があり花粉が作れないので、本来であれば自然淘汰されていた野菜です。
それを人間の都合で、交雑に適していると考え、野菜の品種改良に使われています。
この雄性不稔については人体実験して確かめることはできないので、なんとも言えないですが、
普通の感覚なら危ない・怖いってなりますよね?
ミトコンドリア遺伝子の異常が雄性不稔を引き起こしているらしいので、その野菜を食べたら
私たち人間のミトコンドリア遺伝子にも異常が現れるかもしれません。
2、品種改良にあたって味は二の次で考えている
以前種苗会社の方に聞いたのですが、品種改良をするにあたって、
生育の速さ、耐病性、、形の均一性、発芽率など農家さんいとって栽培しやすい品種作りをされるそうですが、
味は二の次らしいです。
種苗会社の一番身近なお客さんは我々一般消費者ではなく、農家さんなので、その農家さんにとって
喜ばれるものが作られていったこういった結果になっているのでしょう。
3、F1種から種を取り続けることが、難しい
さっきも軽く書きましたが、F1種は一代限りの野菜として作られているので、栽培して採取した種を翌年蒔いても同じような野菜ができません。
そんな野菜を食べるもの嫌ですし、またもし何かあった時のリスクは大きいですよね。
例えば、今日本で栽培してる種はほぼ海外で採取されています。
その種がある日突然、輸入ができなくなったり、不作で採取できなかったりしたら、野菜は栽培すらできません。
そうなることは滅多に起こらないと思いますが、リスクはなるべく少なくしといたほうがいいですよね。
ひばりが安心して巣を作る畑!?
以上のように農薬も肥料も使わずに、日本の自然環境に沿って作られる固定種・在来種の野菜は、味が美味しい上に、
その畑には「ひばりが安心して巣を作る」のですね。
私たち人間以上に小さな動物や虫たちは敏感に感じ取っているのでしょう。
関野農園さんの畑には、、、
関野農園さんの畑には、様々な野菜が植えられていました。
じゃがいも!
ズッキーニ!
相模半白きゅうり!
他にも、トマトや茄子などなど夏野菜がありました。
参考までに!
関野さんが本を出されているので、興味あったら読んでみてください!
あと、無肥料自然栽培の野菜を買いたいなら、
・サン・スマイル http://www.sunsmile.org/
・ナチュラルハーモニー http://www.naturalharmony.co.jp/
がおすすめです。
関野農園の関野さんの野菜は収穫が始まれば、サン・スマイルで買えますので、ぜひぜひ食べてみてください♪