こんばんは〜。
無肥料自然栽培農園「ののの農園」の農園主”かとうまさや”です♪
踏み込み温床作り
夏野菜の苗を作るために踏み込み温床を作りました。
夏野菜の準備ってこの時期からすでに始まっているんですよ!
でも夏野菜は暖かいところが好きなので、普通に外にタネを蒔いたら育ちません。
なので、暖かい環境を作ってあげて育てるんです♪
それが踏み込み温床という昔ながらのやり方で発酵熱を利用します!
まあ、今では温度管理がしっかりとできる電気のものがありますが、ぼくたちは自然のものでやります。
(畑に電気引けないし)
温床の枠
温床の枠は竹で骨組みを作り、藁で枠を覆うやり方が一般的だと思いますが、ぼくが研修していた明石農園では木の板で温床を作っていたので、ぼくたちも同じようにやります。
ホームセンターでコンパネ(合板)を買ってきて四角く囲いました。
明石農園では(174×188×23.5)のサイズで作っていました。
ののの農園ではそんなに大きなスペースを取れないので(100×180×24)のサイズにしました。
(合板の厚さは5.5mm)
しかし!!!
育苗箱の大きさを考えて作ったのですが、少し小さかったです。
無理やり入れ込めばなんとかなるかと思いますが、初めて作る方は計算していたよりも少し大きめを作るといいでしょう!
完成品がこちら↓
決して遊んではいません!笑
明石農園では4つの箱をローテンションで使っていたので(確か)、うちも4つ使います。
これをハウスに入れ込んだけど、ハウスがパンパンになりました!
Shall We Hige Dance?
そしてこの枠を1つ使い、温床を作ります。
まずはトマト用に!
まずは落ち葉を2袋分入れます。(大きいビニール袋)↓
そのあと落ち葉を均等になるように踏み込んで、その上に水を均等に撒いて、軽く混ぜながら踏む。
あれ?
ヒゲダンス!笑
続いて、糠をこれまた均等にまぶして、その上に落ち葉を入れる。
この繰り返しです。
まとめると、
落ち葉
↓
踏み込む
↓
水
↓
軽く混ぜながら踏み込む
↓
糠
↓
落ち葉
↓
踏み込む
↓
水
↓
軽く混ぜながら踏み込む
↓
・
・
・
という具合に7回踏み込みました。
落ち葉は一番そこに2袋使ったので、合計8袋使用。
米ぬかは米袋1袋の半分くらいで済みました。(6袋買ったのであまりそう)
水は12ℓの水タンク6杯ほど使いました。
水はこんなにも使うとは想定していなかったので、途中で川へなんども汲みに行きました!!!
完成したらビニールをかぶせて置いておきました。
正直発熱するかどうか不安です。
失敗したなと思ったこと
持ち運びのことを考えて、合板の厚さを5.5mmの薄めにしたのですが、それが逆に強度不足を招きました。
枠の縁を踏み込むと落ち葉が外に出てしまうんです。
なのでこれから同じようなものを作る方は9mm以上はあったほうがいいと思います。
あと、畑の近くに水道がない場合水の確保もしっかりとして置いた方がいいです。
落ち葉も多めに確保して置いた方がいいですよ。
まとめ
今後あと3枠踏み込みます。
もしやりたい方いたら、一緒にShall We Hige Dance?笑