こんばんは〜。
無肥料自然栽培農園、ののの農園の農園主の”かとうまさや”です!
守破離(しゅはり)
「守破離(しゅはり)」って知っていますか?
歌舞伎とかであるって聞きます。
守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。個人のスキル(作業遂行能力)を3段階のレベルで表している。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
武道等において、新たな流派が生まれるのはこのためである。個人のスキル(作業遂行能力)をレベルで表しているため、茶道、武道、芸術等だけでなく、スポーツ、仕事、勉強、遊び等々、世の中の全ての作業において、以下のように当てはめることができる。
守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。参考:ウィキペディア
農業も守破離!
で、農業にも当てはまることだと思います。
師匠の言われたこと、やってこられたこと、教えていただいたことをまずは「守る」のが一番最初。
この時はまだ、半人前。
そして、師匠の言われたことなどができるようになってから、次の段階、「破」に移ることができるんだと思います。
「破」は師匠に教えていただいたことを自分なりに、改善・改良する段階。
そしてその次が「離」。
師匠に教えていただいたことから新たな技術や知恵を想像する段階。
ぼくも駆け出しの農家で、まだまだ半人前なので、明石農園の明石さんに教えていただいたことをそのままやる段階だと思っています。
この順番を飛ばしてしまって、いきなり自分のオリジナルでやり始めちゃうと、取り返しのつかない失敗につながると思っています。
師匠はいろんな失敗を重ねた上で、最善と思うやり方を選んでいるので、まずはそれを真似するところから始めます。
ただ、ぼくのメリットでもありデメリットにもなりうるのが、他の農家をたくさんみてきたことです。
だから他に目が写ってしまうというのが、あり得ます。
でもそこは、ぶれないように基本は明石農園で教えていただいたことをベースに野菜作りに励みたいと思います!
農業以外でも参考になると思うので、もし同じような状況の方がいたら「守破離」というのを意識してみてはどうでしょうか?
まとめ
「守破離」という言葉を何で知ったのかは、忘れてしまいましたが、多分何かの本で読んだのだと思います。
あれこれやりたくなりますが、まずは師匠の教え通りに野菜作りに励みます^^