こんにちは〜。
無肥料自然栽培農園、「ののの農園」の農園主の”かとうまさや”です!
『魔法のコンパス』 道なき道の歩き方
キングコングの西野亮廣さんが出された本、『魔法のコンパス』が面白かったです♪
なんでこの本を知ったのでしょうか?
覚えていないのですが、西野亮廣さんのフェイスブックかブログかを何かのきっかけで読むようになて、この人めっちゃ面白い!と思うようになってから、動向をチェックするようになったんだと思います。
そしてまんまと本を買わされてしまったわけです!笑
魔法のコンパス 道なき道の歩き方 | ||||
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読んでみると、西野さんの発想や体験を踏まえて書かれていて超おもしろい。
西野さんは芸人というよりもマーケッターだと思います。
クラウドファンディングを仕掛けたり、SNSで個々人にメッセージを送って集客したり、本の先行販売をしたり、、、、。
とってもとっても参考になることばかり書いてあり、これから新しいことを始めようとしている人、常識の枠から飛び出したい人にオススメです。
作品の育児放棄
西野さんのブログにも書いてあったけど、作品の育児放棄をしている作家さんが多いって。
どういうことかというと、お客さんの手に届くまでの動線をキチンとデザインし、我が子を育て上げるのが作品の生みの親の責任だよねと。
でもそれができていないんだと。
今までの時代では作品を生み出せばある程度売れる時代だったんだと思います。
これは絵に関わらず、なんでも。
でも時代って常に変わるし、それに合わせて売り方も変わってくるんだと思うんですよね〜。
でも今の時代は売れるところまでを考えながらやらないといけないんだなと、育児放棄というたとえでうまく表現されていると思います。
野菜も作りゃいいっていう時代は終わったと思います。
これからは作って誰にどうやって売るのかというのをデザインできないと、生き残れないんじゃないかと思います。
露出と集客が比例しなくなってきている
この言葉にピンとくることはなかったのですが、先日とあるうどん屋さんが全く同じことを言っていたので、これも時代なのかなと思います。
いくら露出が増えようとも集客に結びつかないんじゃないかなと。
フェイスブックもそうかなと思います。
いくら「いいね数」が増えても集客には繋がりにくいんじゃないかなと思います。
ただ露出すればいいんじゃなくて、その次のデザインも必要なのかなと。
仕事になるまで遊べ
そもそも「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない!」なんておごりだよね。
例えば、ロックンロールが好きだけど、それでは生活ができないから、しぶしぶ引っ越し屋さんで働くことにしたとする。
ただ、その世界には”引っ越し業が好きで好きでたまらない奴”がいるわけで、じゃあしぶしぶ引っ越し業を選んだ人間が、そんな奴に勝てるの?という話。
こっちがロックンロールのことを考えているぐらい、相手は四六時中、引っ越しのことを考えているわけだ。あまりにも分が悪い。
これを読んですごくごもっともと思ったのは、ぼくだけではないと思います。
好きなことをやっている人に、好きでもない仕事をして勝とうなんて無理。
ぼくも野菜作るの楽しいな〜と思っているんですが、そうでない農家はたくさんいるようで、そういう人たちに負ける気がしません。
まとめ
ぼくは男の中では、料理をする方だと思うんですが、それでも「好き」っていう感情にはあまりならないんですよね〜。
ある程度できちゃうんで、続けていますが、作ってくれる人がいるんだったら作って欲しいと思っています。
そしてやっぱり周りを見ると料理好きな人って、いろいろなアイディアを出して料理していて、「あ〜ぜって〜勝てないわ〜」といつも思います。
料理するとストレス解消になるっていう人もいて、意味がわかりません。笑
だから料理の世界で勝負するのは早々に諦めたわけで、農業だったらなんとか勝負できるかな〜と思っています^^