おはようございます。
かとうまさや(ましゃ)です!
昨日は明石農園研修10日目でした。
出荷
昨日は出荷日ということで、収穫三昧でした。
日本ほうれん草を6人で午前中いっぱい収穫しました。
自然食品店で注文がたくさん入っているため、量が多めでした。
日本ほうれん草の根っこの長さ
日本ほうれん草は根っこを切って出荷しているのですが、試しに根っこの長さを見てみようと思ってそのままゆっくりと抜いてみました。
ゆっくり慎重に真上に抜いてみたのですが、ブチっという音ともに根っこが切れてしまいました。
残念。
でも地上部分の葉っぱより根っこのほうが長いのがわかるくらいはありましたよ。
本来だともーーーーーっと深く根っこが入っているのだと思います。
特に無肥料自然栽培だと肥料を入れないので、野菜が自分で栄養素を探して深く深く根を伸ばすんですよ。
それができていると土台がしっかりとした野菜になって病気や虫に強くなるんです。
黒田五寸人参の種採り
明石農園では栽培する野菜はすべて固定種・在来種を選択しています。
その中で少しづつ自家採種していて人参も採取するために畑から移し替えています。
すでに新芽が出始めていて、これがぐーんと伸びて花が咲き、それから種が採れます。
種採りする野菜を選ぶのを母本選抜といい、形のいいもの生育のいいものなどそれぞれの農家さんの好きなように選んで、それを植え替えて種を取ります。
冬の葉物
冬の葉物は寒さで痛みやすく、ビニールトンネルをしたり不織布というのをかけたりして対応しています。
明石農園では不織布を採用。
これをベタ掛けして収穫のときに取り外して収穫します。
でも、もう暖かくなってきてとう立ちしやすくなってきたので、昨日全部撤去しました。
太陽熱消毒
あとは、春人参をこれから蒔くのですが、今から1ヶ月後くらいに蒔くそうです。
その前に太陽熱消毒といってビニールマルチを張って1ヶ月ほど置いておくことで、土の温度が上がり、雑草の種を処理できちゃうんです。
こんな感じです。
でも本当はやりたくない方法らしいです。
雑草の種だけでなくいろいろな微生物も死んでしまうのだとか。
ですが、人参は除草が大変らしくその手間を考えると、こちらを採用したほうがいいということらしいです。
ちなみに専門的な話しになりますが、人参の畝間は150cmで4条蒔きです。
5条でも行けるそうですが、あえて4条にしているそうです。
その理由はそのときがきたら書きます。
まとめ
出荷作業が全体の作業の半分を占めているんじゃないかと思います。
農家でないとそういったことってわからないですよね。
実際ぼくもそこまで出荷に時間がかかっているなんて知らなかったので、大変だな〜とつくづく思います。
この日は公益社団法人やどかりの里の方がいらしていたので、人手は多かったのですがそれでも時間はかかりますね。
おまけ
帰りに本屋に寄ったら面白い雑誌がありました。
DIYで小屋を作る本!
最高じゃないですか!
大好きです。こういうの。
中身を見たら農作業小屋をDIYで作っている人がいて、すごくおしゃれな雰囲気でよかったです。
ぼくも農家になったら大工の叔父に手伝ってもらって小屋を作る予定です。
お楽しみに。
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