こんばんは。
無肥料自然栽培農園、ののの農園の園長”かとうまさや”です!
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
今日の台風は大したことなかったですね。
この状況で従業員にどういった対応をするかでその会社の姿勢が見えます。
あなたの会社はどうでしたか?
無肥料自然栽培農園 明石農園での農業研修
さて、昨日は明石農園研修113日目でした。
8月下旬にもなると夏野菜が終わりになってきます。
「あーもう終わってしまうのか〜」と寂しい思いです。
昨日は出荷日でした。
真黒ナスはまだまだいけそうです。
秋茄子は嫁に食わすなというくらいなので、秋まで取れるでしょう。
これは間引き人参です。
7月に蒔いた人参がここまで大きくなりました。
この時期の人参は葉っぱも柔らかいので、かき揚げにしたり炒めてもおいしいです。
出荷が終わったらハウス内を片付けました。
これから玉ねぎの種を蒔くそうです。
夏場のハウス内は超暑くて良い汗かきました♪
そして作業後はスイカをいただきました。
今主流のシマシマ模様があるスイカではなく昔ながらの品種のスイカです。
すっきりとした甘みとぎっしりと詰まった果肉の食感がとっても身にしみるおいしさです。
来年作りますよ〜。
そして食べたスイカの種を大事に取っておく農家はほぼいないでしょう。
こういうことをするのは自家採種をしている数少ない農家だけです!
一粒万倍は本当か?胡麻で実験してみました。
「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」って聞いたことありますか?
一つの稲籾を植えると万倍にも増えるという意味です。
それほど一つの種が増えるということなんですが、ではゴマはどうなのか?
気になったので実験してみました。
まずは1房にどれくらい胡麻がどれくらい入っているのか数えてみました。
数えたら67粒胡麻が入っていました。
数えやすいようにだいたい70粒入っているとしましょう。
続いて一つの茎に何個房が付いているのかを数えました。
今回標本にしたのは16個でしたが、少なめだそうなのでこれも数えやすいように20個としましょう。
そうすると、一粒蒔いた胡麻が、
70粒×20個=1,400粒!!!
になります。
結論。
胡麻の場合、「一粒1400倍」だということがわかりました。
万倍に行かなくても一つの種が持つ潜在能力ってものすごいなと思いますし、その凄さを少しでもわかっていただけるのではないかと思います。
自給率0.1%の胡麻
ちなみにですが、胡麻の自給率は0.1%です!
国産の胡麻は、超超超貴重品です。
0.1%ですよ。
ないに等しいくらいです。
なんでこんなに少ないかというと栽培した後の処理が手間だし儲からないからでしょうね。
消費者の皆さんがもっともっと買ってくれたら増えますよ。
じゃあどこで買えばいいのかというと、ぼくがオススメするのは鹿児島県にある鹿北精油さん!
菜種油や胡麻やごま油を扱っています。
菜種油も最高においしいです。
胡麻は、鹿児島県で無農薬・無化学肥料で栽培したものを扱っていますよ。
カホク 鹿児島県喜界島産すりごま 白(35g) | ||||
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自給率わずか0.1%しかない国産胡麻でかつ無農薬のものとなるとどんだけ少ないのか想像できるでしょう。
鹿北精油の胡麻は自然食品店に行けばあるので、ぜひ買いましょう^^
金胡麻
胡麻の話のついでですが、明石農園では金胡麻を育てています。
胡麻って主流は黒と白ですので、金胡麻は貴重な存在です。
ヨーロッパでもあまり栽培されていないようで、トルコが盛んだとか。
こんな感じでやっているのは少数派でニッチな農業ですが、人のやらないことをやるのはわくわくします^^
まとめ
だいたいですが、胡麻は一粒1,400倍ってことがわかりました。
他の野菜でも調べてみたいです。
あと一粒万倍日ってのもあってとっても縁起のいい日だそうです。
2016年の9月だと3日(土)、11日(日)、18日(日)、23日(金)、30日(金)だそうですよ〜。
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