衣食住を整えることによってアトピーを改善させた、ののの農園( @nononofarm) のかとうまさやです。
ぼくは幼い頃よりアトピーだったのですが、そのおかげで着るもの、食べるもの、空気などが体へどう影響するのかを敏感に感じる力がつきました。
本記事では、そのアトピーの経験からおすすめできる衣類(素材)を解説します。
この記事で書いている素材の衣類を身に着けることで、洋服による痒みなどストレスが減ると思います。
アトピーや敏感肌の人にとって洋服選びの参考になればうれしいです。
アトピー経験者が伝える敏感肌におすすめの洋服素材は?
アトピー経験者が伝える敏感肌におすすめ洋服素材は、綿(コットン)と麻(ヘンプ)です。
このふたつのうち、やっぱり「綿」が一番いいです。
想像通りの回答になるかもしれませんが、「綿」の洋服は肌への刺激がほぼなく、着ていて快適です。
特に、直に肌に触れる肌着は「綿」じゃないとムズムズして気持ち悪いです。
綿の素材の良さって
- 肌心地がいい
- 繊維が肌に引っかからなくて気にならない
- 吸水性があり汗を吸ってくれる
この2つをクリアしているだけで、十分満足できます。
また、綿が一番いいという意見に反対する人はいないと思います。
アトピー経験者が伝える敏感肌におすすめしない洋服素材は?
オーガニックコットン
オーガニックコットンと普通の綿の違いを感じ取ることはできませんが、なるべくオーガニックコットンを選ぶようにしています。
なぜなら綿の素材である綿花には農薬がかなりの量使われているとも言われていて、さらに遺伝子組み換えもあるそうなので、なるべく良い素材のものを買うようにしています。
麻(ヘンプ)
麻は昔から日本にあった植物で、神道とも関わりが深いみたいです。
種は加熱して食べたり、油を絞ったりできとってもおいしいですよ。
茎の部分の繊維が衣類や紐などになります。
ぼくも以前より麻の栽培をして洋服を作りたいなと思っていたんですが、麻を栽培してからの工程がとっても手間がかかることを知り断念しました。笑
さらに日本では栽培するには免許を取得する必要があり、免許を取るのが非常に難しいらしいです。
麻の生地の服は夏場によく出回りますが、冬に来ても暖かいそうですよ。
アトピー的には肌触り、通気性、乾きが早いという点がポイントです。
特に乾きが早いというのが嬉しいです。
アトピーの人は汗を痒くなります。汗の成分が肌に触れることによって痒みが出るんだと思うんですが、それがいつまでも服に残っていると痒みが出ます。
でもすぐに乾いてくれるとそうならないので痒みもなくなります。
ダメな素材
ダメな素材は化学繊維のものと冒頭で触れた絹です。
化学繊維はアウターならまだいけますが、インナーは絶対に無理です。
ヒートテックなんて絶対に着れません。
ヒートテックを着て肌があれたり痒くなったりする人も出てきているそうですね。
冬にはレギンスが欲しくなりますが、売っているのはほぼ化学繊維のもの。
だからネットで探しに探してオーガニックコットンのレギンスを見つけてそれを履いています。
靴下も化学繊維のものがほとんどで、靴下に関しては仕方がないと諦めています。
ウールも直接肌に触れなければ大丈夫ですが、肌に触れるのは着れません。
冬にウール100%の靴下を探したんですが、これも意外になかったです。
まとめ
アトピーで肌が敏感になっているからこそ、素材の良し悪しがわかります。
基本的には綿と麻(ヘンプ)がおすすめです。
そしてできればオーガニックコットンを!
赤ちゃんの服を選ぶときには特に注意してほしいなと思います。