こんばんは〜♪
無肥料自然栽培農園「ののの農園」の園長”かとうまさや”です♪
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
知っていましたか?
日本の子どもの相対的貧困率は上昇傾向にあるそうですよ。
先進国の中でもその数値は高く、対策が急がれます!
「子供の貧困率」世界ランキングで日本が低順位の理由
国境なき記者団が4月に発表した「報道の自由度ランキング」で日本は11位もランクダウンし、まさかの72位となった。あまりの順位低下ぶりにさまざまな議論が巻き起こったのは記憶に新しい。しかし、これ以外の世界ランキングでも日本は負け続けていた! 日本が抱える“課題”を映し出すランキングと低順位になった真の理由を探った!
◆日本の社会保障システムはひとり親家庭を想定せず!?
先進国のなかでも子供の貧困率が高いとされる日本。実際の状況はどうか。「子どもの貧困対策センター・あすのば」で代表理事を務める小河光治氏は、まず「子供の貧困=親の貧困という点に着目しなければならない」と前置きし、次のように指摘する。
「日本における子供の貧困問題は、間違いなく悪化の一途を辿っていると言えます。大きな要因としては2つ。ひとつは非正規雇用が拡大していること。次いで、ひとり親家庭の貧困状況が改善されにくい環境があるということです」
ここ数年、拡大傾向にある日本の非正規雇用は、家庭を支える親の収入を不安定にさせる要因になっており、それが子供の貧困に直結してきているという。
「日本のひとり親家庭の貧困率は54.6%となり、OECDにデータがある34か国中ではワースト1位です。国の制度などが“一般的な両親の揃った家庭”を念頭に作られており、ひとり親家庭の親がワーキングプアから抜け出せない状況に拍車をかけています」(小河氏)
【2016年 子供の貧困率ランキング】
順位/国名/指数
41位 ルーマニア/67.08(ワースト1位)
40位 ブルガリア/67.01
39位 メキシコ/65
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35位 イタリア/60.64
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34位 日本/60.21
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30位 アメリカ/58.85
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15位 韓国/45.74
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2位 アイスランド/37.76
1位 ノルウェー/37
※出典:ユニセフ報告書『子どもたちのための公平性』時代が変われば人々が持つ結婚・離婚への価値観も変化する。当然、家庭の在り方も変化するのだが、社会のシステムのほうは旧態依然としており、現実に追いついていない。結果、そのしわ寄せが子供に行くのだ。
なお、各世界ランキングで“子供の貧困”を定義する際、基本的に“相対的貧困率”が指標として使われている。これは「各国の世帯所得の中央値をとって、それ以下の世帯、もしくはその世帯に属する子供を統計として反映している」(国家指標に詳しい学会関係者)とのこと。そのため日本の場合、飢えて死ぬような絶対的な貧困度が高いというより、格差の状況が日ごとに深刻になりつつあると表現したほうが正しいのかもしれない。もちろん、日本に絶対的な貧困がないというわけではない。
「日本で子供の貧困率が発表されたのは’09年からで、実態把握が完全とは言い難い。本当に貧困状況にある子供は、外部との連携を絶たれた孤独な状況にあり、数字にすら反映されていない可能性がある。対策を立てる側としては声なき声を聞く努力が必要」(同)
日本の子供の貧困の実態を把握するためには、まず可視化させることが急務だ。
【小河光治氏】
おがわ・こうじ 公益財団法人「子どもの貧困対策センター・あすのば」代表理事。児童扶養手当法改正で意見陳述を行うなど、子供の貧困問題に取り組む出典:Livedoor NEWS (http://news.livedoor.com/article/detail/11607704/)
また内閣府のホームページには以下のようなデータがあります。
参考:内閣府(http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26honpen/b1_03_03.html)
第3節 子どもの貧困
子どもの相対的貧困率は上昇傾向。大人1人で子どもを養育している家庭が特に経済的に困窮している。就学援助を受けている小学生・中学生の割合も上昇続く。
子どもの相対的貧困率は1990年代半ば頃からおおむね上昇傾向にあり,平成21(2009)年には15.7%となっている。子どもがいる現役世帯の相対的貧困率は14.6%であり,そのうち,大人が1人の世帯の相対的貧困率が50.8%と,大人が2人以上いる世帯に比べて非常に高い水準となっている。(第1-3-38図)
OECDによると,我が国の子どもの相対的貧困率はOECD加盟国34か国中10番目に高く,OECD平均を上回っている。子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高い15。(第1-3-39図)
このように,ひとり親家庭など大人1人で子どもを養育している家庭が特に経済的に困窮している実態がうかがえる。
経済的理由により就学困難と認められ就学援助16を受けている小学生・中学生は平成24(2012)年には約155万人で,平成7(1995)年度の調査開始以降初めて減少したが,その主な原因は子どもの数全体の減少によるものである。就学援助率は,この10年間で上昇を続けており,平成24(2012)年度には過去最高の15.64%となっている。(第1-3-40図)
食べ物だけはおろそかにしないでほしい
こどもの貧困問題は日本経済としの問題や、親の問題など複雑に絡み合っていてとても難しい問題だと思います。
しかし問題がある中で「食べ物だけはおろそかにしないでほしい」というのがぼくの思いです。
子どもの成長には食べ物の影響が大きく出ることでしょう。
そんな子どもがインスタント食品を常食したり、孤食という状態にあるのは絶対に避けたいです。
こども食堂という選択もあると思います。
できることなら、こども食堂をやるというところには積極的に野菜は提供したいと思っています。
ボランティアでどこまで続くのかわかりませんが、ぼくなりにも色々と模索したいと考えています。
まとめ
問題提起をしましたが、正直明確な答えは導き出せていません。
政府が動きかけることも大事ですが、政府に任せっきりにせずに一人一人ができることをやっていくことも大事だと思います。
ぜひともご意見、アドバイスお待ちしてます!