こんにちは〜♪
無肥料自然栽培農園「ののの農園」の園長”かとうまさや”です♪
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
新年いかがお過ごしですか?
ぼくは3日にいずみさんと国際フォーラムでやっていた「大江戸骨董市」に行ってきました。
古道具などで農業に使えるものないかな〜と思って探したんですが、ピンとくるものはなかったので何も買わなかったです。
いずみさんはイヤリングを買っていました。
ぼくは何も買わなかったのですが、見ているだけでも面白かったです。
トンボが15年で4割減少
さて、西日本新聞によると、トンボ王国の佐賀で異変が起こっているようです。
「トンボ王国・佐賀」に異変 15年間で4割減少 佐賀大と国立環境研共同で原因究明へ
生息環境が整っていることから「トンボ王国」と言われてきた佐賀市で、トンボの主な種類の個体数が15年間で4割減少していることが、佐賀大農学部の徳田誠准教授(昆虫学)研究室の定点調査で分かった。赤トンボは10分の1以下に激減しており、農薬などに加え、川やクリークの外来植物の繁殖や護岸整備による環境変化が要因とみている。
引用:西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/298784
なんとここ15年でトンボの主な種類の個体数が4割も減っているそうです!!!
さらに赤とんぼにいたっては10分の1以下という激減!
原因は農薬や除草剤、外来植物、環境変化だと言っています。
トンボは環境変化を測る「リトマス紙」
同新聞によるとトンボは環境変化を測る「リトマス紙」とされているようです。
佐賀県だけでなく全国的にもトンボの数は減っているそうです。
そのトンボが激減することによって訴えていることは、なんなのでしょうか?
農家は言う「農薬・除草剤は人体には安全」
農薬を使っている農家はかならず言います。
農薬・除草剤は安全性が認められたものを使っているから「人体には安全だ」
と。
でも環境変化を測る「リトマス紙」であるトンボは激減しています。
人体に安全であれば使ってもいいのが農薬・除草剤なのでしょうか?
農薬・除草剤は「虫」や「小さな微生物」たちを殺す薬です。
虫や微生物が殺せる薬が人体には影響がないと言われて、それをあなたは信じられますか?
トンボたちが激減することによって訴えていることは、「もう薬を使うのをやめようよ!」ということなんじゃないでしょうか?
消費者も変われ!
そしてこのブログを読んでいる消費者であるあなたも変わってください。
スーパーで安い野菜を買うのをやめて、無農薬の野菜を求めてください。
ネットで調べれば直販している農家はたくさんいます。
オーガニックショップ(自然食品店)へ行ってもいいでしょう。
スーパーになかったら青果担当に直接聞いてください。
「無農薬の野菜はないんですか」と。
そうすれば彼らも客商売なのでお客から求められるもの、売れるものは仕入れます。
そして無農薬の野菜が売れると知ると、農家も増えます。
一人一人の力は小さいかもしれませんが、一歩づつでいいので行動を変えていってください。
無農薬の野菜を食べることで、まず自分の体が変わり、家族が変わり、スーパーも変わり、農家も変わり、最終的に虫や微生物、植物など多様な自然環境を未来の子供たちに残せます。
まとめ
結局は自分に返ってくるんだと思います^^