【箒の原料】ホウキモロコシの栽培方法を解説。【種の配布は終了しました】

ホウキモロコシ栽培

自然栽培で家庭菜園をしている、ののの農園のかとうまさやです。

2016年12月に永倉さんという埼玉県で唯一、座敷箒を作り続けている方にお会いしました。

埼玉県ではもう”永倉さんしか”箒づくりをしている人はいないそうです…

埼玉でたったひとりの箒職人「座敷箒職人」絶滅の危機をどう救う?埼玉でたったひとりの箒職人、永倉一男さんに会いに行って来ました!

この日本の昔ながらの座敷箒(江戸箒)の原料となっているのが、「ホウキモロコシ」というイネ科の植物です。

食べることはできないのですが、穂先の種を取ってヒモで編み込むことで座敷箒になります。

昔は、埼玉や神奈川中津、栃木鹿沼などで、農家の冬仕事として箒づくりが行われていたそうです。

かとうまさや
かとうまさや

埼玉にもたくさんの箒職人がいたみたいです!

しかし今となっては箒職人もいなくなり、さらに箒の原料になる「ホウキモロコシ」すらも国産品は超希少な状態に…

そのため、今では国産の「ホウキモロコシ」を使った座敷箒は高級品になっています。

永倉さんも箒の原料「ホウキモロコシ」は、タイなどの海外産がほとんどだと言っていました。

ののの農園は2017年に在来種「ホウキモロコシ」の種を手に入れることができ、栽培・自家採種をつづけています。(2020年現在)

本記事では、ホウキモロコシの栽培方法を詳しく解説しています。

また、ホウキモロコシの種を希望者には配布していますので、最後に配布方法をお伝えしていますので、ぜひ読みすすめてみてください。

 

箒を編むことはできないけど、ホウキモロコシの種を次世代へ繋げることはできる!

永倉さんにお会いし、

かとうまさや
かとうまさや

『せっかく日本のすばらしい伝統文化なので、消えてしまうのはとってもモッタイナイ!!!』

という思いが沸きました!

そこで、ぼくたちにできることはなにかと考えた結果、「ホウキモロコシ」の種を栽培して次世代へ種を繋げることかな〜っと思い、国産在来種の種があるかどうかを調べてみることに。

ネットで「ホウキモロコシ」の種を探していたら福岡県東峰村できのこ農家をされているmameさんのサイトが見つかりました。↓
http://takarakinoko.blog.fc2.com/blog-entry-1826.html

mameさんは「ホウキモロコシ」のタネを無料で配布しているというので、応募して送っていただきました。

mameさんにいただいたホウキモロコシの種

mameさんのブログを拝見すると、この「ホウキモロコシ」の種は元々は神奈川で中津箒を作られている市民蔵常右衛門さんが配っていたタネみたいです。

http://shimingura-tsuneemon.biz/

神奈川で栽培されているホウキモロコシの種が福岡にいき、それが埼玉県日高市にたどり着き、ののの農園で栽培をつづけています^^ 

ホウキモロコシの栽培方法

ホウキモロコシの種をmameさんから譲っていただき、4年間細々と栽培&種取りをつづけています。

栽培方法はまだ確立できていませんが、今ののの農園がやっている栽培方法をお伝えします。

MEMO
ののの農園は埼玉県で家庭菜園をしています。たね蒔きの時期などはあくまで目安として考えていただき、あなたがお住まいの地域の気候風土に合わせて工夫してみてください^^

種まきの時期

ののの農園の場合、ホウキモロコシの種まきは、5月上旬に行っています。

高きびやひえ、あわなどのイネ科の雑穀と同じような植物ですので、それらの種まきの時期と同じ頃がいいのではないかと考え、5月中にはたねを蒔くようにしています。

畑の事前準備

畑の準備としては、野菜を育てるときのように準備します。

草を取り除き、耕します。

かとうまさや
かとうまさや

ののの農園は肥料なしで育てていますが、それでもまったく問題なく育ちます。

畝作り

つづいて、幅60cmほどの畝を作りマルチを張ります。

マルチは穴開きで「9230」というもの買います。

「9230」とは、95cm幅、2条、30cm間隔の穴があるものです。

たね蒔き

ひと穴に5粒ほど種を蒔きます。(直まき)

MEMO
ポットに種を蒔いて大きくしてから定植する方法も試しましたが、手間がかかるのと生育に大きな違いが見られなかったため、うちは直まきしています。
ホウキモロコシの双葉

間引き

背丈が15cmくらいになったら2〜3本に間引きします。

注意
このとき引っこ抜くと残った株の根を傷つけてしまうので、ハサミで切ります

適宜草取り

かとうまさや
かとうまさや

間引き後は草取りをがんばればOK!

草に埋もれると負けてしまうので、適宜草取りをがんばってください。

収穫&たね取り

収穫は8月中旬ごろから頃合いを見て収穫します。

種どりする場合は、種が熟して穂が垂れるようになったら収穫し、穂先から種を取ります。

座敷箒にするにはこれよりも早く、たねが熟す前に収穫しましょう。

注意
ホウキモロコシは鳥の餌になりますので、外で干したりする場合は食べられないようにネットを張るなどして対策してください。
ホウキモロコシ
先端の種を取った穂先

 

ホウキモロコシの栽培│まとめ

ホウキモロコシの種も地域によって少しづつ特徴が違うそうです。

神奈川の中津箒さんから福岡のmameさんを経由してぼくたちのもとに巡り巡ってきた「ホウキモロコシ」の種。

かとうまさや
かとうまさや

しっかりと命のバトンを繋いで行ければと思います。

そして時間の余裕ができたならば、箒を編むやり方も学びワークショップを開催できればと思っています^^

追伸│ホウキモロコシの種がほしい方へ

※種が残り少なくなったため今回の配布は終了しました!

ホウキモロコシの種がほしいという連絡を毎年いただきます。

ぼくたちとしては、在来種のホウキモロコシは積極的に広めていきたいと考えているので、無料でお配りしています。

お配りの方法は以下の通りです。

まずは、お問い合わせフォームよりホウキモロコシの種がほしいと連絡ください。

もしくはメールをお送りください。(info@nononofarm.jp)

返信メールにてののの農園の住所をお伝えします。

その住所宛に、84円切手を貼った返信用の封筒(返信先の住所氏名を記載したもの)を同封して郵送ください。

ホウキモロコシの種を入れて返信いたします。

かとうまさや
かとうまさや

在来種のホウキモロコシを残すためにぜひ自家採種して種をつなげていってください。

 

 

2 COMMENTS

鈴木 研司

初めてまして数十年前祖母がほうき草(ほうきもろこし)で手箒を作っていました、最近まで使っており重宝していました、今年古希を迎え自作したくなりほうき草の種が欲しく探していました、日本古来の種子がぜひ欲しいです。今年育てたいと思っています、ほんの少しでOKです、どうか宜しくお願いします。

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かとうまさや

鈴木様

コメントありがとうございます。
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ご対応いたします。

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