自然栽培で家庭菜園をしている「ののの農園」のかとうまさやです。
ぼくは、今まであまりレタスを食べなかったのですが、野菜栽培をするようになって食べる頻度が上がりました。
それは、自然栽培のレタスを食べて、レタスのおいしさに気づいたから!
虫のように、夢中になってムシャムシャいけます^^
夢中になって食べられるので、家庭菜園で「自然栽培レタス」を育てるのは、とてもオススメです。
栽培するなら、春と秋の年2回栽培でき、適期に栽培できれば、難易度は普通だと思います。
他の野菜と比べると、虫や病気に強い方なので、「無農薬」でも栽培可能です。
また、「防虫ネットなし」でも大丈夫です。
そんなレタスですが、家庭菜園の醍醐味としては、直播して間引きしながら食べられることでしょう。
こうすることにより、苗を植えて育てるよりも長く楽しめます。
じゃあ専業農家はどうなのかというと、専業農家はポットで苗を作り定植します。(もしくは苗を購入する)
わざわざ間引きする手間がある、直播はしないと思います。
そのため、間引きする必要がなく、植えた株を大きく育てて出荷しています。
(ベビーリーフは例外です)
そういった理由で、レタスを間引きしながら楽しめるのは、家庭菜園ならではの醍醐味です^^
苗を購入して栽培してもいいですが、種を買って直播する方がより楽しめると思います。
レタスの直播の方法は「点まき」か「すじまき」
では、レタスの直播ってどうやってやればいいのでしょうか?
まずは、種を買いましょう。
品種のオススメは次の見出しで書いています。
そして、種まきですが事前準備をしておくと、発芽率がよくなります。
レタスは種が休眠します。
そのため、種まき前の1週間ほど冷蔵庫に入れておくといいでしょう。
丁寧にやる場合は、種を濡らした布で包んで、冷蔵庫に入れる方法もありますが、ぼくは面倒なので、種の袋ごと冷蔵庫に入れています。
丁寧にやりたい方は、こちらの方法をお試しください。
レタスの直播の方法としては、「点まき」か「すじまき」かのどちらかです。
「点まき」の場合は、一箇所に3〜6粒くらいでいいと思います。
種はめっちゃ小さいので、大変だと思いますが、ゆっくり慎重に蒔きましょう。
あと、種が古い場合は発芽率が落ちるため、気持ち多めに蒔いておくと安心です。
「すじまき」溝を掘って、そこに1cm間隔くらいで種を落としていきます。
「点まき」も「すじまき」も共通することですが、レタスの種は好光性なので、覆土は薄くしましょう。(レタスの種は光が好き)
ぼくは、雑草対策のため9230という穴あきのマルチを使って、「点まき」しています。
9230マルチというのは、95cm幅、2条、30cm間隔の穴という意味です。
95cmの幅がありますが、両サイドを土に埋めるため、畝の幅としては70〜80cmくらいでしょう。
すじ蒔きする場合は、70〜80cmくらいの畝幅で、2条蒔きがいいと思います。
固定種レタスの品種でオススメは?
栽培する固定種レタスの品種でオススメとしては、サニーレタスが一番メジャーだし、料理もしやすいと思います。
サラダ、サンドウィッチ、チャーハン、肉にまく、くらいしか思いつかないけど、家にあればなにかしら料理して使えるはずです。
他の固定種ですと、「しずか」という結球するレタスもオススメです。(早生品種)
これ、春はうまくいって、秋はうまくいきませんでしたが、春はメチャメチャうまかったです!
野口種苗で売っています。
→野口種苗 しずか
いろいろと試しまくったというわけではないので、他にもオススメの固定種がありましたら教えてください。
・固定種のレタスをアマゾンで探す・固定種レタスの種を楽天で探す
【自然栽培】レタスの直播の時期は?
サカタのタネのHPによると、レタスの栽培歴は以下の通り。(関東標準)
これによると結球レタスは2〜3月と8月、リーフレタスは2〜4月と7〜9月が種まきの時期になっています。
これは、苗づくりしてから定植する前提で作られていますので、直播の場合は、は若干違ってくるんじゃないかと思っています。
ぼくの感覚ですが、春の直播は3月中がいいんじゃないかと思っています。
2月とかだと寒いし、逆に遅くなってしまっても収穫が夏になり痛みやすくなるんじゃないかと感じています。
なので、3月かなっと思っています。
ちなみに2019年の春は、3月16日に直播しました。
秋は、今年試してから追記します。
あと、春に直播する場合は、ビニールトンネル2穴がオススメです。
春は寒さも残っていて、発芽を促すためにも加温してあげるとレタスも喜ぶと思います!
レタスの間引き方法(点まきの場合)
レタスが無事に発芽して、混み合ってきたら間引きします。
ぼくは10cmくらいで、間引きします。
1株づつ時期をずらして間引きするもよし。
一気に間引いてしまってもよし。
前者は頻繁に畑に行けるひと向け。
後者は頻繁に畑に行けないひと向け。
ぼくは後者なので、すべて間引き。
残す株の根っこを傷つけないようにするためにも、根元でカットして間引いた方がいいです。
レタスの間引き方法(すじまきの場合)
すじまきの場合は、隣の葉っぱと葉っぱが触れ合わないように、間引くといいでしょう。
点まきよりも間引き菜がたくさん採れて、長く楽しめます^^
レタスサラダにオススメのドレッシング
レタスの間引き菜は、柔らかいのでサラダに最適です。
お好みのドレッシングをかけて召し上がれ!
ぼくのオススメは、地元埼玉のごまドレ2種↓
これがあるだけで、サラダの消費量がメチャメチャ増えます!
まとめ
レタスの栽培は、苗を植えるのが一般的ですが、家庭菜園の場合は種を直播することをオススメしました。
方法としては、「点まき」と「すじまき」があります。
直播をオススメする理由は、間引き菜を楽しめるからです。
ちなみに、レタスの間引き菜はスーパーなどでは出回らないでしょう。
なぜなら、専業の農家だと間引きする時間もないので、苗を植えるからです。
だから、レタスの間引き菜を楽しめるのは、家庭菜園だけの特権です。
ぜひぜひ、直播にチャレンジしてみてほしいな〜って思います^^
とりあえずサニーレタスから、試してみましょう♪
・こちらもオススメ
→【自然栽培】「初心者でも失敗しないトマト苗選びのコツ」と「トマトの定植方法」を解説。