おはようございます。
かとうまさや(ましゃ)です!
昨日は明石農園での研修でした。
出荷日
月曜日は出荷日なので、出荷作業を午前中にしました。
2月に入るとどうしても野菜が少なくなってきます。
農家じゃないとわからないと思うのですが、一年間常に野菜があるとは限らないんですよ。
さらにこの先、端境期(はざかいき)と言って野菜が取れない時期に入ります。
そういった時期を乗り越えながら農家は野菜を作っているんです。
さて、この日出荷したのは、人参、かぶ、ねぎ、ほうれん草、小松菜、サツマイモ、だいこん、じゃがいも(北海道の)です。
根菜類の袋詰めをしたのですが、袋詰めにはコツがあります。
例えば人参。
400gで1袋としているのですが、固定種の人参だとどうしても大きさにばらつきが出てしまいます。
それで、重さを測るときは大きい人参を先に乗せてから小さい人参で調整していくと重さを合わせやすいです。
逆に小さい人参を使って行ってしまうと、後で微調整ができなくなるので、大変です。
慣れれば大体の予想が感覚的にわかるようになります。
落ち葉集め
午後からは林にて落ち葉集めでした。
落ち葉を集めて何にするのでしょうか?
答えは「温床」を作るためです。
温床って知っていますか?
温床は字のごとく「温かい床(とこ)」のことです。
温かい床を作って、その上で野菜の苗を育てるんです。
そうすることによって通常より早めに野菜を収穫・出荷できるようになります。
驚くことに夏野菜の種まきは2月〜3月に始まっているんですよ。
4ヶ月くらいかけて、なす、ピーマン、キュウリ、トマト、オクラ、ズッキーニとかできているんです。
知っていましたー?
そして、その温床を作るために落ち葉が必要なので、拾ってきました。
もちろん借りている土地です。
明石農園では踏み込み温床という方法で温床を作ります。
その際枝は発酵の邪魔になるので、あらかじめ木の根元によけておきます。
こんもりと山がたくさんできました。
まとめ
野菜はどの季節でも豊富にあるわけではないんです。
農家や流通業者が努力してくれたおかげで、今では通年ありますが、昔はそうではなかったんです。
ここ大事なことですが、消費者としてはそこをちゃんと理解してほしいと思います。
だから冬に夏野菜とかないです。
夏には夏野菜を冬には冬野菜を食べるのが、野菜を一番おいしく食べれますよ。
さて、落ち葉の話しに戻りますが、このあと、落ち葉をハウスに運んで踏み込み温床を作ります。
作り方については、そのときに写真を加えながら書きますね。
この温床作りが夏野菜への第一歩です。
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