おはようございます。
無肥料自然栽培農園、ののの農園の園長”かとうまさや”です!
(現在三芳町の明石農園にて研修中)
昨日、山梨県の勝沼へワイナリー見学へ行ってきました♪
ワイナリー見学は初めてだったのでどんなものなのか楽しみにしてたのですが、結果→楽しかったです^^
見学させてもらったのは3か所です。
サッポロビール株式会社が運営している「グランポレール 勝沼ワイナリー」と
中央葡萄酒株式会社の「GRACE WINE」、
白百合醸造の「ロリアンワイン」
です。
まずはそれぞれのワイナリー見学の様子を写真とともに見てください。
グランポレール 勝沼ワイナリー
まずはサッポロビール株式会社が運営している「グランポレール 勝沼ワイナリー」です。
赤い屋根が目立つ建物です。
サッポロビールは葡萄の産地を北海道・長野・山梨・岡山に絞ってブランド化しているようです。
工場の後ろには様々な葡萄が一列づつ植えてありました。
農業研修生としては仕立ての仕方が気になって質問しちゃいました。
葡萄の木の仕立ての方法は大きく分けて2つあるそうです。
1つは、垣根仕立て。
この写真がまさにそれです。
もう一つは、棚仕立て。
生食用の葡萄を育てている農家でよく見るやつです。
わかりますかね?
背がとどくくらいの高さに屋根のようにバーッと広げているやつです。
一つ味見させてもらいました。
生食用の種なし処理はしていないので、種があってでも味は生で食べても美味しかったです。
生食用の種なし葡萄は「ジベレリン」という植物ホルモン剤を使っているんですよね〜。
安全性に問題があるという人や、いや問題はないという人とで賛否両論ありますが、ぼくは種があっても食べれるんならそんな薬使わなくていいじゃんと思いますし、種がある方を買うでしょう!
(よくわかりませんが、野菜も葡萄も種なし品種が広く出回っていて、それが不妊の原因だとか・・・)
さてさて、話が逸れましたが、工場内へと見学の場所を移しましょう。
まずは収穫された葡萄の実を選別する機械に入れていくところです。↓
この白ワインになる葡萄は皮をとってタンクに入れられて、酵母菌を加えられ発酵に入ります。
赤ワイン用の葡萄は皮のまま酵母菌を入れて発酵させます。↓
葡萄によって相性の良い酵母菌を選んで入れているようで、そこのところの話をもっと聞きたかったのですが、突っ込んで聞けなかったです。
工場内はステンレスのタンクがたくさん並んでいました。
そして最後に地下の倉庫も案内していただきました。
確か18度くらいで年間温度を統一していると言っていました。
このワイン樽はフレンチオーク!
おフランスのものです。
キメが細かくてワインに適しているようです。
しかしフレンチオークはウィスキーにも使われるようで、徐々に割高になっているとか。
見学後は試飲会!
このリストの中から選んで試飲できます。
お酒をほとんど飲まないぼくは、白の「甲州フリーラン」ってのが甘くて飲みやすかったです。
あと特別に「貴腐ワイン」も試飲させていただきました。
貴腐ワインとは、完熟した葡萄に貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がついたものを醸造して作られるようで、と〜っても貴重なワインだそうです。
ワインに詳しい人は知っているでしょうが、ワイン初心者のぼくは知らなかったです。
味が甘くてまろやかな感じでした。
GRACE WINE
続いて「GRACE WINE」へ。
風貌が甲子園の外観みたいです。笑
入り口からわくわく感が感じます。
階段を上ると販売・試飲スペースにたどり着きます。
ずらりとおしゃれにワインが並んでいます。
もちろんここでもテイスティング♪
お酒があまり飲めないぼくとしては、うーんそうですね〜、メルロ(赤ワイン)が一番よかったかな〜?
ロリアンワイン
続いてはロリアンワインへ!
ここは試飲は無料です。
なんと真ん中にはぶどうジュースが置いてあって、ドライバーも子供も安心して飲めます♪
どうやらワイン祭りがあったようで、その様子がNHKで見れるみたいです。
全体の感想
全体の感想としてはワインって結構簡単にできるんだなと思いました。
自分でも作れそうです。
あと、勝沼にはワイナリーが多すぎてどこへ行ったらいいのかわかりませんね。
今回は案内してくれる人がいたのでいいですが、個人で行くとなるとどこへ行けばいいのか迷いますね。
それと自然派のぼくとしてはもっと昔ながらの作り方をしているワイナリーがあればぜひとも行ってみたいと思います。
(知っている方いましたら教えてください)
山梨なら埼玉・東京から近いので日帰りで行きやすいので、もしワインに興味あるなら行ってみてください。
ワイン初心者が山梨県「勝沼」にあるワイナリー見学に行ってきて学んだ3つのこと!
さて、ワイン初心者がワイナリーに行って学んだことを3つにまとめましたので、ワイン初心者の方の参考になればうれしです♪
①テイスティングはぜひともするべし!
やっぱりなんだかんだ話を聞いても香りと味を確かめないとどういったものかわかりませんし、記憶にも残りません。
しかもテイスティングは飲み比べが出来るのでマジでいいです。
ワイン初心者にとって1種類だけ飲んだって味の違いなんてわかりはしません。
ワイナリーには有料・無料でテイスティングができるようになっているので、積極的にテイスティングしてみましょう。
自分がソムリエになったつもりで色々と試していると、初心者でも少なからず味の違いがわかるのでより一層楽しくなること間違いないです♪
②電車やバスでいくべし!
①でテイスティングのことを書いたのですが、車を運転していくとテイスティングはできません。
全く飲まない人が運転してくれるならいいのですが、そういうケースは稀でしょう。
だったらバスツアーに参加するとか、電車やタクシーを使って移動するのがベストでしょう。
③日本人の食へのこだわりってすごい!
ワイナリーを見学して思ったのは日本人ってすげ〜な!ってことです。
どういうことかというとヨーロッパで主流のワインを日本で作っちゃうことがすごいと思います。
しかもヨーロッパに輸出したりもしています。
逆を考えたらわかるでしょう。
ヨーロッパで日本酒や焼酎を作っているところありますか?
ないでしょう!
やっと日本食や和食のお店が海外でも増えているようですが、日本にはすでに様々な国の料理が食べれます。
それくらい日本人が世界の食に対して貪欲であり、オープンであり刺激を求めているんでしょうね。
さらにオーガニック食品への関心ももっと高まるといいなと思っています。
まとめ
お酒が苦手でもワインが飲めなくてもワインのことを知らなくても、一度行ってみると様々な刺激や発見があるのでおもしろいと思いますよ〜。
こんなにも食に関して充実している国は日本以外にはないでしょうね!
日本人でよかったとも思えたワイナリーツアーでした。
オススメです
このブログをスマホで見てくださる方が多いみたいなので、プッシュ通知ができるようにしました。
まずは以下のボタンをクリックしてPush7のアプリをダウンロードしてください。
そのあとに登録していただければ更新時にスマホに通知がいきます。(PCでも登録できます)
登録は無料です。